9/25に静岡県・日本サイクルスポーツセンターで行われた第45回JBCF経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップに出場しました。この大会は年間で行われている全日本実業団自転車競技連盟のJプロツアーの中でも最高峰の大会です。コースは日本屈指の何コース、ツアーオブジャパンでも使われる日本サイクルスポーツセンターの8kmサーキット。そのコースを16周する128kmで行われました。
愛三工業レーシングの作戦は、品川選手をエースとして、綾部選手、中島選手をサブエース、福田選手、木守選手でサポートする作戦でした。優勝候補のシマノレーシング、宇都宮ブリッツェンに対してどこまで人数を残せるかがポイントになりました。
レースは1周目から逃げが形成されて、そこに作戦通り福田選手、木守選手が入りました。しかし2周目になると両選手ともそこから遅れて集団に戻り、先頭は11人の逃げ集団が形成されていました。タイム差は1分。
前に愛三の選手が入っていないので、中島選手が先頭を引いて逃げを吸収する動きをしましたが、そこで綾部選手がパンクをしてしまい、交換に時間がかかって集団からかなり遅れて復帰が絶望的になりました。
そして更なるトラブルが続き、次の周回にはエースの品川選手がメカトラブルで走行不能になり、サポートで待っていた福田選手と共に遅れてしまいました。その時点で第2集団に中島選手が1名になってしまいます。
その中島選手も品川選手のために仕事をしていたので、そのあとに動き出した第2集団のペースアップについていくことができず遅れてしまい、レースを続けることができなくなってしまいました。
今回の結果は不可抗力とはいえ非常に悔しい結果になってしまいました。応援をしていただいているファンの方々には非常に申し訳ない気持ちです。この結果を真摯に受け止め、次のレースに生かしたいと思います。
次のレースは宇都宮で行われるジャパンカップ、中国で行われるツアーオブハイナンの2レースに2チームに分かれて参加します。共にHC(オークラス)のレースになります。そして2012年のUCIアジアツアーランキングの最初にレースになります。気持ちを切り替えて貪欲に勝利を狙います。
これからも応援よろしくお願いします。
スタートを待つ選手たち
第45回JBCF経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ
結果
1.Vincenzo Garofalo(マトリックスパワータグ)3h51m34
2.鈴木譲(シマノレーシング)
3.増田成幸(宇都宮ブリッツェン)
DNF
綾部勇成
品川真寛
中島康晴
福田真平
木守望
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