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中島選手・綾部選手レース後のコメント

第4ステージを終えて中島康晴選手、綾部勇成キャプテンのコメントが届きました。後半戦残り3日間も引き続き応援よろしくお願いします。(聞き手:渡会菜々)


【中島康晴選手のコメント】
ステージ優勝から約半日たちましたが沢山の人に祝福の言葉をかけてもらって本当に嬉しいです。今晩はこの余韻にひたったまま休みたいと思います。明日起きたらもちろん切り替えてレースに備えますよ(笑)

UCIレースでは2度目の優勝、海外のレースでは初優勝となりますが"海外で初"には特別な感情はない。それよりもこの「青いジャージ」で勝てたことが嬉しいですしホッとした気持ちもあります。2011年に愛三に入ることができて結果を残さなきゃと思っていました。ただチームは今年1月のツールドランカウイからスタート。ステージ優勝もして、更には先日の熊野でも結果を残しました。新しいチームメイトの勝利を心から喜びながらも「自分は何をしているんだ」と歯がゆい思いもしてきました。だからこそ皆でつかんだ今日の勝利は本当に嬉しいです。

良い感触でこのシンカラには臨めています。この後の全日本選手権に良い流れで向かっていけたらなと思っています。

今日は逃がしてもらうチャンスをもらいました。自分が逃げることにGOサインを作戦の中でもらったのです。4人で逃げている中、リーダーチームのアザドの選手はローテーションには加わらなかったので、優勝は彼に取られてしまうのか、とか4人中4位だったらUCIポイントもとれないなと消極的な考えがなかったわけではないです。でも残り10kmで逃げ切りが確実となった時には「何が何でも勝ってやる。こんなチャンスに勝てないでどうするんだ!」という思いが強くなりました。

そこには大切な約束があった。昨日のミーティングでチームで「明日はウチらで勝ちに行く」とみんなと勝ちを約束したんです。下りの得意な自分が逃げて逃げ切るか、または集団スプリントになったら綾部さん。自分のためだけだったらここまで優勝に拘れなかったかも知れません。


そしてもうひとつ。5月頭に以前合宿をさせてもらったことのある仙台でのチャリティライドに参加した際、現地の皆さんに「頑張って良い成績を出してほしい」と言われたんです。それにこたえられるように精一杯頑張って良い報告ができるようにしますと約束した。そういう思いも乗せて走っていました。
自分のためだけだったらきっと甘えていたかも知れません。でもこの約束が僕に力をくれました。そして残り1kmがテクニカルなコースで。またそれをうまく冷静に利用できたことも大きかったです。

今日は皆のおかげもあって僕がステージ優勝をすることができましたがここまで一緒に走っていて綾部さんの上りの調子が良いのはわかっているので、次は自分が支える番かなと思っています。もちろんチャンスがあったら自分も狙いますよ!
愛三に入って5か月。毎日楽しく皆と過ごせています。4月加入プロ1年生の2人からも学ぶこともあるし、加入前には先輩たちに持っていたイメージも入ってみて良い風に変わりました(笑)。明日からまた頑張ります!


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【綾部勇成キャプテンのコメント】
初日から昨日の第3ステージまでは正直ちぐはぐな所があったけれど中島のステージ優勝でまず結果を残せてよかったです。タイム差が1分着いた時点ですでに集団の雰囲気からも今日は4人が逃げ切るかなと思いました。中島いけよ!って(笑)。
この勝利のおかげで良い流れができたのでしっかり乗って行けたら良いですね。明日のステージ、この山はもう3回目なんで・・・ね(笑)


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(期待して良さそうです!)

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