国内・海外と分かれてレースに参戦している愛三レーシング。国内組は6月5日(日)に広島県中央森林公園で開催された「第45回 JBCF西日本ロードクラシック広島大会」に出場しました。
6月末の全日本選手権ロードを前に行なわれるこのロードレース大会に参戦したのは、西谷泰治選手、品川真寛選手、盛一大選手、福田真平選手の4名。ほぼフルメンバーを揃える他チームよりは人数こそ少ないものの、この森林公園コースで全日本チャンピオンになった西谷選手、3年前に優勝している福田選手(ともに先日の熊野国際ロードでも区間優勝)に加え、品川・盛と層の厚いメンバーで臨みました。田中光輝総監督のレースリポートです。
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第45回 JBCF西日本ロードクラシック広島大会
6月5日(日) 広島県中央森林公園 123km
text.photo:Mitsuteru TANAKA
6月5日(日)定刻の12:10にP1クラス104名がスタートした。天候は曇りでそれほど暑くはない。スタートして何度とアタックがかかり数名抜け出すが決定的な逃げにはならず必然と集団のペースが上がるため、集団の人数が周回を重ねる毎に減っていった。愛三工業レーシングチームは、ある程度絞られた人数(集団)には4人全員入り、そこから更に逃げる展開には西谷と盛が対応。ゴールスプリントの展開になるなら品川と福田が対応する作戦で走る。
レースが半分過ぎたあたりから先頭集団の人数が23人にまで絞られていた。その中に愛三は予定通り4人が入る。残り3周でレースは更に動き9名の先頭集団が形勢される。ここに愛三からは西谷1人しか入れなかった。9名の内訳は、シマノ4名(畑中・真理・西園・青柳)、ブリッツェン1名(増田)、ボンシャンス1名(福島)、マトリックス1名(ガローファロ)、BS1名(井上)、愛三1名(西谷)で構成される。
残り2周になり先頭から井上と福島が脱落し7名に、そこからガローファロもパンクで離れて6名にまで絞られる。西谷は人数を揃えるシマノ4名の攻撃に力尽き最終周回で離れてしまった。優勝はシマノレーシングの畑中選手となり、西谷は6位でフィニッシュ。福田は第2集団の先頭でゴールして7位フィニッシュしています。
第45回西日本ロードクラシック リザルト
1.畑中勇介(シマノレーシング)
2.西薗良太(シマノレーシング)
3.増田成幸(宇都宮ブリッツェン)
4.青柳憲輝(シマノレーシング)
5.鈴木真理(シマノレーシング)
6.西谷泰治(愛三工業レーシングチーム)
7.福田真平(愛三工業レーシングチーム)
19.盛 一大(愛三工業レーシングチーム)
21.品川真寛(愛三工業レーシングチーム)
(104名出走、完走28名)
2011.06.06
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