26日~29日までの4日間の日程で開催される「ツール・ド・熊野2011(UCI AsiaTour2.2)」が開幕。本日26日はプロローグとして700mの個人タイムトライアルが行なわれました。
今年の熊野は全日程悪天候との予報が出ていますが、今日は心配するほど天候は崩れなかったようでホッとしています。
玄人選手と若手選手の混成チームで挑む2011年のツールド熊野。初日プロローグはTTを得意とする西谷泰治選手が3位にはいり、福田真平選手が4位。その他の選手も無難に走り終え愛三レーシングは団体1位で初日を終えています。
明日からロードレースが始まります。3月に大震災が起こり予定されていたレースの中断が余儀なくされたこともあって、このツールド熊野は今シーズン国内で行なわれる初めての「国際レース」となります。海外からもチームが参戦し例年どおり白熱した戦いが繰り広げられることでしょう。
現地へ行かれる方もそうでない方にも、久しぶりの身近な国際レースを存分に楽しん出いただけるよう見せ場をしっかりとつくり戦ってくれることでしょう。
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ツール・ド・熊野2011 プロローグ
text.photo:Takumi BEPPU(Team Manager)
コースは川沿い
スタート前のチームの様子
ツールド熊野2011が始まりました。愛三工業レーシングは2009年以来の参加になります。今回のメンバーはチームの中でも平坦部隊と呼ばれる選手たちを中心に編成しました。そして今年新加入の伊藤選手、木守選手もこのレースからUCIレースデビューです。
今日は新宮市内の川沿いを走る700mのプロローグでした。雨予報と台風の接近で天候があまりよくないコンディションの中のレースでしたが、一時的に降ったものの雨は降らずにレースは終わりました。結果はチームで一番目に出走した西谷選手がトップから1秒差の3位、3番目に出走した福田選手が1秒差の4位、2番目に出走した盛選手が2秒差の7位、3番目に出走した品川選手が2秒差の10位、5番目に出走した木守選手が3秒差の17位、最後に出走した伊藤選手が5秒差の53位でした。
優勝をすることはできませんでしたが10位以内に4選手を入れることができました。これで明日からのステージを有利に運ぶことができます。
明日の第1ステージは、新宮市内から18kmパレード走行をしたのち赤木川沿いの周回コースを7周する114.1kmのステージです。ふたつのKOMとひとつのホットスポットがあります。チームでは現在総合3位ですが守らず攻める走りでチームの全体的な順位をあげいくことにトライします。明日も雨予報のようですが、雨を感じさせないくらいの力強い走りを期待してください。明日も応援よろしくお願いします。
西谷泰治選手
盛 一大選手
福田真平選手
品川真寛選手
伊藤雅和選手
木守望選手
ツール・ド・熊野2011プロローグ リザルト
1. RICHEZE Ariel Maximil (DANGELO ANTENUCCI Nippo) 0'51"
2. 藤岡 徹也(チームユーラシア) 0'52"
3. 西谷 泰治(愛三工業レーシングチーム) 0'52"
4. 福田 真平(愛三工業レーシングチーム) 0'52"
5. 野中 竜馬(鹿屋体育大) 0'53"
6. 辻 善光 (宇都宮ブリッツェン) 0'53"
7. 盛 一大 (愛三工業レーシングチーム) 0'53"
8. 小室 雅成(湘南ベルマーレ) 0'53"
9. 奈良 基 (Terengganu Cycling Team) 0'53"
10. 品川 真寛(愛三工業レーシングチーム) 0'53"
17.木守 望 (愛三工業レーシングチーム)
53.伊藤 雅和(愛三工業レーシングチーム)
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