「ディアサポーターズ」ではレースリポートだけでは分からないチームの素顔をお届けします。スタッフNanaさんから届いた現地リポートです。
------------------------------------------------------------------------
ツール・ド・韓国2011 第1ステージ
text.photo:Nana WATARAI (Aisan Racing Team)
Tour de Korea 2011第1ステージが無事に終了しました。2泊滞在したGumiの街を出発し今はGeochangという街にいます。途中休息日はありますが、これから毎日チェックアウトとチェックインが続きます。
毎回海外のレースでは現地の方々に沢山お世話になり、時にはAisan Racing Team専属のスタッフの方がついて下さいます。今回は2人の現地スタッフの方がついて下さっています。一人はホイさん、バンの運転をして下さいます。もう一人はイさん、通訳としてついてくれています。
通訳のイさん、ドライバーのホイさん。赤星マッサーと
ホイさんは韓国語(ハングル)しか話せません。イさんはとても流暢な日本語を話します。なんでも中学生の時に「ひらがな」に出会い面白い!と思ったのがきっかけで、その後漢字まで勉強しながら大学で日本語を専攻したそうです。東京の亜細亜大学に1年間交換留学をしたこともあり、つい先日まで沖縄県の那覇市でワーキングホリデーで働いていたそうです。自転車レースは初めてとのことですが一生懸命働いてくれています。
今回のレースでは車が2台支給されていますが1台は監督が運転をしてレースに。もう1台はホイさんが運転して補給地点、ホテル先回り、また食事会場への送迎などほぼ一日中動いてもらっています。レース中は、ホイさん、イさん、太朗マッサーとで行動をすることが多くなります。
スタート地点
インタビューを受ける西谷選手
チームカーにステッカーを貼る中島メカ
盛選手とソウルシティの監督
スタート地点はスタジアムだったのですが、松の木が沢山ありたんぽぽも咲いていて一瞬日本にいるような錯覚に陥ったほどでした。今日は初日ということで恒例の(?)個人写真をお願いしました。テーマは「韓流」だったのですが西谷選手の番になったら盛選手も合流し横から誰かの手や後ろからも参加してくれています・・・。久々の遠征なので、やっぱり嬉しいですよね!
なかじ選手
品川選手
真平選手
ケンケン選手
西谷選手と盛選手
今日はお天気も良く綺麗な花が咲く中を走りました。やっぱりいつもの「南国」の景色とは違いますね。ハングルがなければ右側通行でなければ日本かな?と思うほどです。
さて、韓国のレースではMotel(モーテル)によく泊まる。という話は聞いていましたが・・・本日めでたく(!)Motel宿泊にあたりました。自転車レースでは沢山の人が街から街へと移動をするので宿泊場所のアレンジはどこでもとても大変なのです。普段とは違う準備をしていただいても1泊か長くて2泊ではホテルの方にかける負担も大きいのですよね。いつから始まったかはわかりませんが、値段が手頃で駐車場も完備しているMotelは確かに快適です。
なぜ1チーム1Motelなのかは謎ですが、ただMotelの玄関を出ると隣のMotelに別のチームがいる光景ってなんだか新鮮です。どうやら明日もMotelのようですが選手もスタッフもゆっくり休めて翌日に備えられるのは嬉しいことです。
明日はロングステージの213.3kmでスタートは同じく午前10:00です。お天気は良さそうですが今日よりは涼しくなりそうです。日本も今日は暖かだったようですが明日はどうでしょうか。明日はここ韓国と、日本では舞洲でクリテリウムですね!皆さんにはどちらにもどうぞ応援よろしくお願いします!
コメントする