リトルワールドでチャリティサイクルイベント開催！

本日4月10日(日)に愛知県犬山市にある「野外民族博物館　リトルワールド」内にて、
チャリティサイクルイベント＜リトルワールド　サイクルミーティング＞が開催されました。

「赤と白のシュールなマーク」でお馴染みのリトルワールド。園内には22か国、31施設の野外家屋や民族資料などが展示され、世界の文化や歴史を肌で感じながら大人から子どもまで楽しめる空間になっています。

リトルワールド　サイクルミーティングは、開園前のリトルワールド敷地内で行なわれている市民レースのシリーズ戦です。今回のイベントは東日本大震災の復興支援を目的に「リトルワールド」さま、駐車場管理会社「名鉄産業株式会社」さま、「愛知県自転車競技連盟」さま、そして「愛三工業レーシングチーム」が協力し合い「チャリティレース」として実施しました。

愛三レーシングからは4月からチームに合流した伊藤選手、木守選手を含む選手9人全員が参加者の皆さんと一緒にレースを走行しました。

早朝のリトルワールド内で行なわれたチャリティレース

今シーズン初めて選手9名が揃いました

四季を通じて開催されているサイクルミーティング。当日受付を行なえば出場できるレースで毎回150名ほどが参戦しています。チャリティイベントとして開催した今回は参加者が250名以上にものぼりました。
「遠く離れた愛知でも何かできることを」という皆さまの気持ちの表れであったように思います。本当にありがとうございました。

チャリティということで皆さまの参加費と園内駐車料金の全てが被災地支援のための義援金となります。受付の横には募金箱も設置されました。

250名を超える皆さんのご参加を頂きました

会場内には募金箱も設置されました

レース前には全員で黙祷が捧げられ、その後カテゴリー別にレースがスタートしました。周回数によってビギナー、スポーツ、エキスパートにわかれ愛三の選手たちはそれぞれ参加者の皆さんと一緒に走行しました。

右端にいる「選手」は誰？？？？

愛三の選手たちは、先頭で集団を引いたりペースを作ったりしながら安全に楽しく走っていただけるようお手伝い。参加者の皆さんの「苦しいながらも楽しい」表情が印象的でした。被災地の皆さんに少しでも役立てればという思いはもちろん、走ることで自分自身も元気に前向きになれるんですね。

今年は春先からレースも自粛が続き、こうして坂を駆け上がる姿やペダルを一生懸命に漕ぐ姿を久しぶりに見たようにも感じてしまいます。自分が走らなくても、こういう姿を見ているだけで元気になれる気がしました。やっぱりスポーツの持つ力って大きいんだなぁと改めて感じました！

愛三レーシング選手たちの走りも久しぶりです。皆さんも元気に笑顔になれますように。

ところで先ほど「選手？」な方がチラリといましたが、実は昔のアイサンジャージで参加した「ジョニー」こと田中総監督でした！今回はチャリティレースということで走ることを「決意」したジョニーGM。ほぼ3年ぶりくらいで自転車に乗ったそうですが・・・アイサンサポーターさんと擬似レースで盛り上がっていました[E:good]

久しぶりのゴールスプリント！

今朝は気温4度とかなり寒さも感じましたが、だんだんと陽射しが増えて絶好のイベント日和となりました。園内には桜や菜の花が至るところで満開と迎え彩りを添えていました。

ところでこのコースは1周2.5kmの周回なのですが、リトルワールドサイクルミーティングに良く出場している皆さんは一周を「世界○周」と表現するみたいです。さすがリトル＜ワールド＞[E:happy02]

ビギナークラスの「世界3周」に続いて「世界7周」のスポーツクラス、「世界13周」もしてしまうエキスパートクラスもスタート。引き続き愛三の選手たちも走ります。選手たちは「沖縄」の前からスタートして「ドイツ」辺りで折り返してくるのですが、私は主に「韓国」辺りで撮影していました[E:shine]

全ての競技が終了し参加された皆さんで記念撮影をしました。そこで発表があり今回のイベントで集まった義援金は49万円以上になったということです。皆さまからの支援は被災地復興に役立てていただけると思います。今後もさまざまな形で支援の輪や思いを広げていければと思います。

参加された皆さんお疲れさまでした。本当にありがとうございました！(photo.text:Yukari HASHIMOTO)

photo:Tsubasa SAWADA