23日から始まる「ツール・ド・ランカウイ(2.HC)」を前に、現在マレーシアで事前合宿中のチームから届いた選手インタビューをお届けします。
今回は、「鈴木謙一選手」「福田真平選手」にお話を伺ってくれました。
(聞き手:Nana WATARAI)
○山岳ステージでの走りに注目!鈴木謙一選手 Kenichi SUZUKI
(2010年ツールドランカウイ photo:Yufta OMATA)
2011年の目標は、自分としてもチームとしてもステージレースで勝ちたい(総合優勝)。今まではステージ優勝はあるけれど、総合優勝は争ったことはあっても勝ったことがないのでぜひ総合をとりたいです。自分であれチームの誰かであれ狙えたらと思います。
今年は若者(伊藤選手、木守選手)が入ってきますが、彼らは大学を卒業してこれから自転車選手をしていく上での基礎となる年だと思うんです。そういう意味でも自分のことだけでなく彼らにきちんと気を配っていけたら良いなと思っています。
現在合宿中ですが、ランカウイの暑さは経験から「こんな感じかな」という感じですね。この南国の匂いとか暑さで、来たっていうより帰ってきたなっていう感じです。すっかり現地の人になってきてますね。問題はなにもなく、あとはうまく調整してスタートを迎えるだけですね。
個人的にはある意味賭けでもありますが、今年はオフらしいオフもとらずにやってきて、その分結構今走れているのでうまくサポートしていきたいです。
そのサポートをしながらチャッカリ(!?)総合にも絡んでいければ、チームとしてもさらなる作戦がとれるんじゃないかと思っています。良い感じで迎えられそうなので今は楽しみです!
今年は超山岳が2日間続きますが)去年はゲンティンに対する準備はほぼゼロでもまぁまぁ登れた。今年は準備をしてきているのでもっと登れる・・・・はずと信じています。ぜひ応援して下さい!
ゲンティンステージをゴールする鈴木選手
(2010年ツールドランカウイ photo:Yufta OMATA)
○ツールドランカウイ初出場 福田真平選手 Shimpei FUKUDA
個人的にはステージ3位以内、そしてステージ優勝を1回はしたいというのが今年の目標です。今年は年下の選手が新しく入ってきますが、自分と年の近い選手が実業団に入ってからいなかったので実は楽しみです!これから一緒に頑張っていきたいですね。
現在マレーシアで合宿中ですが海外の合宿でこんなに長いのは初めて。暑いだろうなと思って来ましたが、確かに暑いですが思ったよりは・・・タイと比べてもましですね。ただ身体がまだ順応しきれてはいないので、もがいたら心拍も上がってオーバーヒートしそうになってしまいますね。
まだレースまでは時間があるので徐々に徐々に・・・で問題ないです。
ここまでうまく調整できているので。
初めてのツールドランカウイ。スプリントの勝負になることが多いと思っています。自分が盛さんや西谷さんの間に入った場合は・・・それは今後の自分にとっても(スプリンターとして頑張っていくためにも)すごい経験になるんですよね。
プレッシャーもすごくありますが連携を合わせる練習をして、それがうまくいけばステージ優勝にもつながると思うので頑張りたいです。プレッシャーもありますがうまく力に変えていきたいです。
日本はとても寒いと思いますが皆さん風邪をひかずに暑い国に熱いエールを送ってください!
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