中国・海南(ハイナン)島を舞台に繰り広げられる9日間のステージレース
「ツアー・オブ・ハイナン2010(UCI2.HC)」。
今日17日(日)の第7ステージは172.8kmのレースが行なわれる予定でした。しかし昨日のレースキャンセルに続き、連日の豪雨と道路状況が悪いということで変更に変更が重なり、大幅に距離が短縮される事態に。
レースは成立したものの予定の3分の1の64kmで開催されました。
結果は集団ゴールとなりスキルシマノのケニー選手がこの大会3勝目を挙げました。ゴール手前で落車が発生したものの愛三レーシングの選手たちは巻き込まれず全員タイム差なしの集団でゴールしています。
集団のゴールスプリントになった第7ステージ
ツアー・オブ・ハイナン2010 第7ステージリポート(64.7km)
photo:TANAKA Sonoko,Aisan Racing Team
昨日の第6ステージは大雨と強い風によりレースがキャンセルとなった。今日も朝から大雨で、予定のスタート地点から出発は困難であるとコミッセールと大会側が判断し、2回目のスプリントポイント(108.4km地点)まで移動してからのスタートとなった。レース距離は64.7kmに短縮。現地時間の12:35にパレードスタートし約2km後にリアルスタートした。
スタート地点が変わり選手たちはバスで移動
photo:Aisan Racing Team
自転車をトラックに積む中島メカ
photo:Aisan Racing Team
決壊寸前や水浸しの道路が至る所に・・・
photo:Aisan Racing Team
スタート地点に着いてすぐに出走準備をする選手たち
photo:Aisan Racing Team
スタートしてアタックがかかるが決まらない。距離も短くなったせいか何処のチームも集団ゴールに持ち込みたいのであろう。
スタートして28km地点(当初は135.3km地点)のスプリントポイントを西谷が1位で通過しボーナスタイムを3秒獲得した。その後も逃げは決まらず集団ゴールへ。
愛三チームは、綾部-盛-福田-西谷の順でラインを築きゴールへと向かったが、ラインが途切れてしまい西谷は14位でフィニッシュした。ステージ優勝は昨日のキャンセルステージをはさんでSKIL-SHIMANOのVAN HUMMEL Kenny選手が3勝目をあげた。個人総合順位は途中のスプリントポイントでボーナスタイムを獲得したことにより西谷は14位に順位を上げた。
あと残すところ2ステージです。
192.6kmと222.5kmのロングステージが予定されていますが、残り2ステージでステージ優勝を挙げられるよう頑張ります。(田中光輝監督)
photo:Aisan Racing Team
photo:TANAKA Sonoko
ツアーオブハイナン 第7ステージ結果
1.VAN HUMMEL Kenny (SKS)
2.MATYSIAK Bartlomiej (POL)
3.METLUSHENKO Yuriy (UKR)
14.NISHITANI Taiji (Aisan Racing Team) 00:00
16.MORI Kazuhiro (Aisan Racing Team) 00:00
27.FUKUDA Simpei (Aisan Racing Team) 00:00
43.AYABE Takeaki (Aisan Racing Team) 00:00
82.SUZUKI Kenichi (Aisan Racing Team) 00:00
個人総合順位
1.IGLINSKIY Valentin (AST)
2.WALKER Johnnie (FOT) 00:19
3.REUNEN J Kiel (JBC) 00:21
14.NISHITANI Taiji (Aisan Racing Team) 00:32
19.MORI Kazuhiro (Aisan Racing Team) 00:42
31 AYABE Takeaki (Aisan Racing Team)
51.FUKUDA Simpei (Aisan Racing Team)
79.SUZUKI Kenichi (Aisan Racing Team)
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悪路・悪天候のレースはメカニックの仕事も増えます・・・
明日は「マシな天気」になりますように・・・
photo:TANAKA Sonoko
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