本日の「ツアー・オブ・ハイナン2010 第6ステージ」は、悪天候と道路状況が危険だという判断のもとスタートして間もなくキャンセルとなりました。
明日の第7ステージの開催状況は分かり次第お伝えします。
現地のカメラマン 田中苑子さんよりスタート前の写真が届きました。
ものすごい雨です。
が、選手たちの表情になんだかホッとしました。
福田真平選手
盛 一大選手
鈴木謙一選手
あの、ケンケンさんの後ろに写っているスキルの選手
別府匠選手に超似てないですか？[E:coldsweats01]
あれ？ハイナンにいる？？？と思ってしまった...
スタート地点にピットがないため橋の下で雨宿り
スキルシマノの土井雪広選手と談笑中の西谷泰治選手
スタート地点に向かう選手たち
自転車を点検中
サコッシュをお腹に入れて防寒対策中
激しい雨の中走り出したが･･･レースは中止に
photo:TANAKA Sonoko
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ツアー・オブ・ハイナン2010 第6ステージ
photo.text:WATARAI Nana
夕べから降り続いた雨は一向に上がる気配すらなく、風も強く吹いていました。ロードレースは基本的にどんな状況でも行われますが、あまりにも危険な場合は主催者やコミッセールの判断で中止や短縮などの措置が取られる場合があります。今日は確かに朝から風も雨も強かったのですが、昨日のように数十キロ走れば晴れている場合もあるわけで判断する側も難しかったと思われます。
レース中止の経緯などはシクロワイアードの記事でもご確認下さい。
車の中にいてもひどい雨なのはわかりましたが、道路の状態があまりにも悪く水たまりというよりは浅い川のような状態でした。レース開始からアタックする選手も2名ほどいましたがあまりに危険な状況でした。選手によると、自転車のペダルまでつかるほどの水のところもあったとのことです。そして主催者と警察で協議しているという無線が入り、レースはキャンセルに。
ただしその時点から選手を乗せるバスやトラックを手配はできないので、そのまま警察の先導でホテルまで行くということになりました。
その後も雨は降り続きパンクする選手が続出しましたが、幸い落車はなく全員無事にホテルへ辿り着きました。西谷選手がパンクしてしまいましたがすぐにナカジメカが対応してくれました。各選手チームカーに寄って水や食料を持って行きました。
途中沿道に傘を差しカッパを着て応援に駆け付けてくれている学生の姿があり、窓を開けて手を振ると大喜びをしてくれました。自分の腕にあたる雨が痛くて正直驚きました。レース後その話をすると、選手は顔も体も雨にあたって本当に痛かったそうです。今日のような状況ではレースのキャンセルは妥当というか当然の判断だと思います。ただ同時に長い時間をかけて今日のこのレースのために準備をして下さった方、また今日実際に現場でレースを支えてくださった方、楽しみに待っていてくれた地元の人々のことを思うととても残念な気持ちになります。
今もまだ雨が降り続いています。
どうか明日以降天気が回復し、関係者・地元の方そしてチームの皆でこの大会を成功させられるよう心から祈っています。
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