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JCT第13戦加東ロード フォトリポート

9月5日(日)兵庫県・加東市の播磨中央公園にて「全日本実業団ロードレースin加東(Jサイクルツアー:JCT第13戦)」が開催されました。

速報でもお伝えしたとおり、この加東を制したのは愛三レーシング 西谷泰治選手。愛三レーシングは序盤にできた各チームの有力選手が乗る18人の逃げ集団に別府・西谷・福田の3選手を乗せることに成功。
終盤まで積極的にレースを展開し、最後は日本屈指のスプリンターとして貫禄を見せ付けた西谷選手が鮮やかに優勝を勝ち取りました。
この日バースデーだった綾部勇成キャプテン、遠くまで応援に駆けつけてくれたり各所で応援してくださっていたサポーターさんにとっても嬉しい勝利となりましたよ!
では今回もレースの模様を写真で振り返ります。


会場は播磨中央公園、略して「はりちゅう」
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スタート前の雰囲気はこんな感じ。
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盛 一大選手
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品川真寛選手
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鈴木謙一選手
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別府 匠選手
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綾部勇成選手はこの日お誕生日。
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9月になったからといって全く「残暑」ではなく「現役の猛暑」が全国的に続いてますが、この日の播磨中央公園も38度を観測していたそうです。愛三レーシングが出場したTRのカテゴリー以外では熱中症にかかり突然調子を崩す選手が続出していました。過酷といわれるレースはたくさんありますがこの今年の暑さは本当に殺人的です。こんな気温の中走る選手はもちろん、サポートするスタッフも観戦するほうも厳しいですね・・・。


バースデーのプレゼント?水ください。
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気温はどんどん上昇中・・・
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灼熱のレースが定刻どおりにスタート
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ただこの公園はとても緑が豊かで日陰は風が吹くと嘘のように爽やかでした。ロケーションも良く初めて行きましたがとても素敵な場所でした。
あんなに暑くなければもっと良かったのですが・・・。


ワンコかわいい
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今回愛三レーシングチームは8人全員が出場。今後は、北海道、ハイナン、ジャパンカップ、熊本、沖縄とUCIのステージレースやワンデーレースが続きますが、8人全員揃うのは今シーズン最後になります。
レースは総距離93.6km、一周7.8kmのコースを12周回します。

レースは序盤にできた逃げにアイサンから3選手が乗ります。結構大人数で18人、ここには各チームの主力選手が乗っていて、中でもJサイクルツアーのリーダーである畑中選手、アンダー26リーダーの平塚選手を擁するシマノレーシングは4人、清水選手や山本選手らスプリンターを擁するブリヂストンアンカーは3人、マトリックス3人とそれぞれ人数を乗せています。

愛三としてはまずまずの展開ですが、逃げに乗る人数は多いほど勝利へのパターンが増えます。この逃げは中盤くらいまで安定したスピードで周回を重ねていきました。


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集団から愛三レーシング 盛 一大選手が単独で逃げを追い始めます。追いつけば4人になりさらに有利にレースをすることができます。また盛選手の走りはたとえ1人でも脅威であり、このプレッシャーはチームにとっても有利な状況を作り出してくれます。


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メイン集団には綾部選手、鈴木選手、品川選手、松村選手の4人。タイム差は3分以上開いたものの、終盤に向けて先頭の3人、追走の盛選手の状況を見極めながら走ります。


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サポーターのツバサさんの写真も少しご紹介!
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photo:Tsubasa


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photo:Tsubasa


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photo:Tsubasa


今回補給地点を上がっていった場所で撮影してました。選手たちは新しいボトルを受け取ると自分にかけたり飲んだりして、古いものを捨てていきます。(もちろんスタッフが回収します)
普段あまりこういうシーンは撮らないので面白かったです。
しかもこの日は猛暑で水の消費量が日本人の平均をかなり上回っていたハズ。水しぶきが散るシーンがたくさん見れました。


コレ、愛三の選手で撮りたかった・・・
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別府選手がちょっと微笑みながらボトルを豪快に投げてくれたから
水を浴びることができましたー!やったーやったー(棒読み?)
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そうこうしている間に・・・。
先頭集団は終盤に進むにつれて活性化。シマノレーシング平塚選手やBSアンカー清水選手らが揺さぶりをかけ、順調にペースを上げて追いあげていた盛選手を引き離していきます。メイン集団にもタイム差をつけ、この逃げ集団での勝負をほぼ決める形に。
その後盛選手は集団からできた鈴木謙一選手を含む追走集団に吸収されます。

逃げ集団では、スプリンターの西谷選手、若手の福田選手を温存しながら別府匠選手が積極的に先頭を引いたりアタックしたりと揺さぶりをかけ勝利へのアシストに徹します。


平塚選手(シマノレーシング)
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清水選手(BSアンカー)
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逃げ集団の福田選手
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別府選手
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歩道橋の上からだと状況が良く見える。先頭集団。
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追走の盛選手はかなり長い距離を1人旅していた
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メイン集団からできた追走の先頭はアイサン鈴木選手
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先頭集団では別府選手がアシストの懸命な走り
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西谷選手
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残り1周!
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最終周回を前に18人から4選手が遅れ14人に。ラスト周回でここから西谷選手、シマノレーシング鈴木譲選手、BSアンカー狩野智也選手の3人が抜け出します。さらにマトリックス真鍋選手が追いつき4人でのゴール勝負へ。
西谷選手は最後スピードに乗って鮮やかにゴールに飛び込んできました。

「あ、勝つ」と思って構えるほど緊張するものはない!でもイイ!!!


ゴールスプリント
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photo:Tsubasa


今季実業団レース初勝利ですね
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レース後、逃げた3人の表情
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photo:Tsubasa


表彰式。和やかすぎる・・・☆
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応援に駆けつけてくれたサポーターさんも暑さもふっとぶ勝利に大満足!これから待っている重要なレースの数々に向けて期待感を高めてくれる走りを見せてくれました。

この日お誕生日だった綾部選手のブログではこんな記事が。「やさしく?」の辺りに30歳を迎えるオトナの決意が・・・(笑)
でもバースデーの日にチームが勝つってなんかいいですよね。北海道期間中も盛選手がお誕生日だし楽しみ!


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真夏の実業団レース、そしてシマノ鈴鹿が終わり、いよいよ後半戦UCIレースが控えています。田中光輝監督よりコメントが届きました。


2010年のUCIアジアツアー後半戦に向けた実業団レース、シマノ鈴鹿ロードが終了しました。
7月から8月にかけた実業団ロード3戦(石川・小川・松川)は、今年前半戦から飛ばしてきた疲れがあり数字に表れる成績が残せませんでした。
今年もファンの盛大なご声援の中で走ったシマノ鈴鹿ロードでは、先頭集団に愛三から5名入り、最後は品川と真平が4位と5位でフィニッシュする力走を見せてくれました。
この辺りから後半戦に向けて各選手の調子も上がってきたように思えます。

そして昨日の実業団加東では西谷が実業団今季初勝利を収めてくれました。昨日は先頭の18名に愛三から3人が入りチームの勝利のためよく動いてくれたと思います。また盛の単独での飛び出しが先頭集団の他チームへのプレッシャーになったこともチームにとって大きかったと思います。昨日の1勝は後半戦に向け良い弾みになるはずです。
次のレースは「ツール・ド・北海道」。2006年以来の個人総合優勝を目指して頑張ります。

愛三工業レーシングチーム監督 田中光輝


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猛暑はまだまだ続いていますが日が落ちるのもだいぶ早くなってきました。
秋の気配も近づいています。
秋のUCIレースも愛三レーシングは暴れまくります。応援宜しくお願いします!!!


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コメント(5)

西谷選手、そして愛三工業のみなさん優勝おめでとうございます。この勢いでツールド北海道でも暴れちゃってください。北海道も例年より残暑が厳しいとはいえ最高気温は30℃を下回り涼しく感じるはずですよ。

西谷選手優勝おめでとうございます。
北海道でもさらなる活躍を期待しています。

広報の橋本様メールありがとうございました。
先頭集団を追いかける盛選手素晴らしかったです。
これからも応援しています。

北海道在住さん

コメントありがとうございます。
いよいよ来週ツールド北海道です。
大暴れして北海道の皆さんに楽しんで頂けるような
いいレースをしたいですね。北海道のファンの方は
温かくて本当に励みになります。
応援よろしくお願いします!涼しいといいなぁ~

明日晴れたら^^さん

コメントありがとうございます。
全然知らない選手の走りを書いてくださることが
とても嬉しかったです。
それだけ印象に残ったということなのかなと…
ぜひぜひこれからも応援してください☆
北海道でもチーム一丸で頑張ってきます!

酷暑の厳しいレース、皆さんお疲れ様でした。
そしてAISAN西谷選手優勝オメデトウ!
西谷選手渾身のゴールスプリントが炸裂した余裕の?勝利は本人も選手、スタッフ、関係者もサポーターも暑さを忘れてスキッとした事でしょう。
今後のレースでもAISANの笑顔が沢山見たいですね。
ガンバレ!AISAN!

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