ツール・ド・北海道2010(UCIアジアツアー2.2)
プロローグ(400m×2周回)
1.西谷 泰治 (愛三工業レーシングチーム) 53.01
2.HSIAO Shih Hsin (アクションサイクリングチーム) 53.09 +0:00.08
3.辻 善光 (宇都宮ブリッツェン) 53.23 +0:00.22
4.盛 一大 (愛三工業レーシングチーム) 53.62 +0:00.61
5.吉田 隼人 (鹿屋体育大学) 53.98 +0:00.97
6.PARK Sung Baek (大韓民国チーム) 54.30 +0:01.29
7.宮沢 崇史 (TEAM NIPPO) 54.39 +0:01.38
8.福田 真平 (愛三工業レーシングチーム) 54.67 +0:01.66
9.福島 晋一 (クムセンジンセンアジア) 54.73 +0:01.72
10.木守 望 (京都産業大学) 54.82 +0:01.81
22.鈴木 謙一 (愛三工業レーシングチーム) 55.76 +0:02.75
26.綾部 勇成 (愛三工業レーシングチーム) 56.09 +0:03.08
2010年のツールド北海道が今年も開幕しました。
初日は函館市の函館競輪場で開催され、400メートルバンクを2周回する800メートルの個人タイムトライアルで競われました。
このプロローグを制したのは、愛三レーシング西谷泰治選手。また日本のトラック中距離種目のエース ワールドカップチャンピオンの盛 一大選手が4位、愛三の若手実力選手 福田真平選手も8位と10位以内に3選手を送り込み順調な滑り出しを見せています。
本日17日(金)からいよいよ本格的なロードレースが始まります。17日は今大会最長の218キロ。愛三レーシングは総合リーダーの証である「グリーンジャージ」を擁してリーダーチームとしてこのジャージを守る戦いとなります。
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ツールド北海道は町から町へとラインレースで転戦する国内でも唯一となる本格的なステージレースです。毎年国内有力チームが総合優勝を争う展開になるのは、雄大な北海道の多岐に富んだコースレイアウトや気候が、各チームそれぞれの土壌で培ってきた総合力により左右されるから。
周回レースがほとんどないので現地観戦が難しいものがありますが、レース展開や結果がチームの戦い方に如実に現れるので、まさにロードレースの醍醐味を感じさせてくれる大会となっています。
ほぼ例年、大会初日にはプロローグとしてコンマ単位の僅差を競うタイムトライアルが行なわれます。ここでのタイム差は数秒の範囲になりますが、その後始まる本格的なロードレースの中でゴールやホットスポットでの「ボーナスタイム」も発生し、総合リーダーの証である「グリーンジャージ」の入れ替わりも激しくなってきます。
数秒の差を守りきり総合優勝ということも決して珍しくなく、最終日のクリテリウム終了時点まで勝負の行方が読めない、厳しい、しかしファンには見ごたえのあるレースが繰り広げられることでしょう。
ステージ優勝とともに総合争いの緊迫感も見逃せません。
昨日16日開幕初日に行なわれたプロローグは、翌日からのロードレースに向けて各チームのスタンスを決める重要な位置づけとなりました。ここでの優勝は「総合リーダー グリーンジャージ」を擁することになります。
西谷泰治選手が優勝、盛一大選手4位、福田選手8位と10位以内に3選手を送り込み、鈴木謙一選手、綾部勇成選手も3秒差で22位、26位。
チーム総合1位でスタートを切り、第1ステージはリーダーチームとして大会最長ステージに挑みます。
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