18日から20日までの3日間の日程で開催された「ツール・ド・イーストジャワ(UCI2.2)」。本日20日は最終日第3ステージが行なわれました。
3日間という短いステージレースとなった今回のイーストジャワ。
昨日までで愛三は、品川真寛選手が総合7位とUCIポイント圏内に位置し、盛 一大選手が山岳賞獲得と、手ごたえを感じさせる走りを見せています。
もちろんこの結果は参加選手全員の走りがあってこそです。
27日に開催される全日本選手権を控えた最後のアジアツアーとなった今回、チームとしては結果を狙うことはもちろん、その走りの内容も重要視しています。そして前回の「ツールドシンカラ」で獲れなかったUCIポイント獲得も目指します。
タイトル連覇に向けて、どの走りもどの場面も気を抜くことはできません。
今日最終日では個人総合7位の品川選手が区間5位に入り、タイム差なしで位置していた7位を確定させUCIポイントを獲得しています。
〔Race Report 第3ステージ 6.9km×15周 103.5km〕
チーム一丸で最終日に臨む愛三レーシングのメンバー
Photo: Evis Chu-KE visual design studio
現地時間13時にレースはスタート。1周パレードした後リアルスタートした。
序盤からアタックがかかり数名抜け出したが1回目のスプリントポイントの前でメイン集団に吸収される。その後5名の選手が抜け出した。
逃げの5名は、MAHAWONG Prajak選手(GIANT ASIA RACING TEAM)、GONG Hyo Suk選手(SEOUL CYCLING)、AHMAD FALLANIE Ali選手(MALAYSIAN NATIONAL TEAM)、JAYA Herwin選手(JAWA TIMUR TEAM)、MANULANG Robin選手(ARAYA SIDOARJO TEAM)。
この5名の中でタイム差の少ない選手はGONG Hyo Suk選手とMANULANG Robin選手の1分10秒差。リーダーチームのTABRIZ PETROCHEMICAL TEAMは1分20秒前後で集団をコントロールする。愛三チームはスプリントポイント前の逃げグループに品川を乗せたかったが乗せることが出来なかった。
この5名の逃げは残り2周回で3名になり残り1周回を過ぎて吸収された。レースはそのまま集団でのゴールスプリントとなる。愛三チームは品川がステージ上位を狙えるように動き、結果品川はステージ5位でフィニッシュ、個人総合順位も7位で終えた。
レースフォト 別府匠選手
Photo: Evis Chu-KE visual design studio
レースフォト 綾部勇成選手
Photo: Evis Chu-KE visual design studio
最終日表彰台 山岳賞獲得の盛 一大選手
Photo: Evis Chu-KE visual design studio
今回全日本ロード前ということもあり、調子を上げられる走りに徹した中で、盛の山岳賞獲得と、品川の個人総合7位・UCIポイント獲得という成果を出せ良かったと思う。
来週は全日本選手権ロードが広島県で開催されます。愛三チームで2年連続全日本ロードのタイトルが獲れるよう頑張りますのでご声援よろしくお願いします。(監督 田中光輝)
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