REPORT

ツアーオブタイランド Race Report stage6(最終日)

4月1日から6日まで開催の「ツアーオブタイランド(UCI AsiaTour 2.2)」
本日4月6日は大会最終日の第6ステージが行なわれました。
現地の田中光輝監督から第6ステージリポートです。


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4月6日(火) stage6  190.3km


今日も朝から暑く、話しによると今日はタイの中でも一番暑い所らしい…です。
最終ステージも午前10時にパレードスタート(3.2km)しました。正式スタートが切られたが今日のラジオツールは入りが悪く情報が殆んど入らない。情報が入ったと思えば移動のタイムキーパーが持つホワイトボードの情報とは違う…レースの流れを把握する事が困難でした。


レースは前半からメイン集団が3分割に割れたりしていたが、昨日総合リーダとなった内間選手のいる日本ナショナルチームの若い選手たちがしっかり集団を1つに戻すようコントロールしていた。
松村光浩と別府匠は体調が悪く30~40km地点でリタイアした。愛三チームは前半からエース品川真寛と鈴木謙一、福田真平の3選手のみとなったため、謙一と真平で品川のサポートをすることになった。
品川は第2ステージの落車の影響があり本調子で走ることが出来ないが、今彼の出せる力は毎ステージ出している。


レース後半8名の逃げグループが形成されその中には個人総合上位選手も含まれていた。愛三チームは初日からステージ3位以内を狙っているので前を行く8名を吸収するべく、謙一が日本ナショナルチームと共にメイン集団を引いたが吸収することは出来なかった。
レースは逃げの8名にいたカスタム サイクリング チームのPARNO 選手がステージ優勝を果たし、個人総合優勝は同じく逃げに乗っていたJELLY BellyのKiel REIJNEN 選手が返り咲く結果となった。


今回のタイは愛三の主力選手(西谷・綾部・盛)がいない新しい形のメンバーで戦いました。当初からのチーム目標(UCIポイントの獲得)は達成出来ませんでしたが、各選手は自分の役割を考えて走りを実行しました。成功した事もあるが失敗もありました。しかしその失敗を次に活かす考え方をこのタイで持つ事が出来たのが良かったのだと思います。
次のレース「ジャラジャ・マレーシア」も今回と全く同じ5人のメンバーで戦います。今回成し遂げられなかった目標に向けてチーム一丸で戦っていきます。


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