愛三レーシングチーム初参戦のUCI アジアツアー「ツアーオブタイランド」。
今日は最終日第6ステージが行なわれました。
ここ<ディアサポーターズ>では、田中監督のレースリポートとは違った切り口でチームの素顔をお伝えしていきます。
現地のスタッフNana さんからコメントと写真が届きました。
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Nana's Report 4月6日 stage6
ツールドタイランド2010が終了しました。Aisan Racing Team として初参加な上に、今回のメンバーでの遠征は実は初めてでした。 今まで積み重ねてきたことを信じて毎日全力で戦いました。
別府選手が山岳賞を途中取りましたが、それを守ること取り返すことができませんでした。UCIポイントを取るべくエース品川選手を支え走ってきましたがそれもかなえることはできませんでした。
達成できなかったことの方が多く見える今回のレース。
反省するべきことはありますが、皆で力を合わせて毎日戦ってきたことに嘘もごまかしもありません。今このタイで選手もスタッフもまた前を向いている、確かにそう感じています。
暑いのは私達だけではありません。昨日レースのスタート前にインドネシアの選手が言っていました。「ここの暑さはインドネシアとも違う。脳味噌がとけそうだよ。」
皆暑いんです。でもそれでも当然、走り続けるんです。脳味噌がとけると言っていた彼は今日最終日にステージ優勝しました。 ものすごく喜んでいました。
選手は毎日色々なことを話し合って戦っていました。結果には残りませんでしたが、毎日自分たちのやりたいことがより形に近付いていたことは事実です。
監督のレポートにもあるとおり、別府選手・松村選手が途中で残念ながらリタイアしました。そして残った3人で戦っているさなか、最終局面で品川選手・真平選手の2人がパンク。ケンケン選手はサポートにきたものの正直疲労が隠せませんでした。
でも「あきらめない」。この思いだけで走り続けた彼らはフィニッシュ地点に本当に全てを出し切って帰ってきました。
あきらめないで良かった。真平選手がそう言っていました。
今日はレース後フェアウェルパーティがあり、その後片付けなどでばたばたしてしまったので明日、今回のレースを振り返って選手からコメントをもらう予定です。バンコクでの乗り継ぎ時間がとっても長いのでその時に聞いて送りますのでお楽しみに!
明日の夜の便で愛知に帰ります。愛知に着くのは明後日8日です。
初戦のツールドランカウイから早くも2か月以上が過ぎ3戦目が終了しました。西谷選手、盛選手はこれからドバイでのアジア選手権です。チームは4月後半の遠征の準備に入ります。ほんの少し日本での春を感じられるでしょうか。桜は待っていてくれますでしょうか。
初参加のツアーオブタイランドは色々なことを経験させてくれました。
微笑みの国タイでもらったもの今度は私達の微笑みに変えられたらいいなと思います。
次のマレーシア遠征も今回と同じメンバーで出掛けるので、成果を発揮できるように頑張ります!応援ありがとうございました。引き続き宜しくお願いします!
朝からこの気温。準備に追われる田中監督
個人総合ジャージを着る日本ナショナルチーム内間選手
ゼッケンナンバーをチームごとに記します
福田真平選手
仲間のためにボトルを運ぶ別府匠選手
鈴木謙一選手
補給地点の赤星マッサー
最後まで諦めない走りを見せてくれた
チームカーの内部
未舗装のコース
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