3月1日から7日まで開催中の「ツール・ド・ランカウイ2010(UCI2.HC)」。
本日第6ステージが行なわれました。
このステージは今大会唯一にして最大の難関、超山岳「デンティンハイランド」頂上がゴールの山岳ステージ。昨日第4ステージのNana さんリポートにもあったように「選手たちが突然降ってきて思考回路が止まる」くらいの山。
愛三レーシングは今大会のほとんどを占める平坦ステージでの優勝を狙って戦っていますが、このゲンティンももちろん全力で臨みます。第5ステージの監督リポートにもあったように、別府匠選手、鈴木謙一選手の走りに期待もかかります。
現地から届いた田中光輝監督のリポートです。(photo: Yufta OMATA)
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3月6日(土) stage6 102.8km
~レース前の様子~
今日もリラックスモード
今日もアイサンフラッグで応援!
和やかな雰囲気
スマイルも健在 品川選手
西谷選手は今日は繰上げでアジアンライダーのジャージを着用
第6ステージ、朝ホテルを7時30分に出発し、90km 離れているスタート地点のPutrajaya という街へ移動した。スタート地点に着く前から雨が降っていたので雨のレ―スになるのかと思ったが、スタートする頃には雨は止んで青空が見えはじめてきた。
今日のパレード区間は6キロ。レース距離は102.8キロと短いが、ツール・ド・ランカウイの名物でもある「ゲンティン・ハイランド」の山頂ゴール(標高1680キロ)のため、厳しいコースである。
10時にパレードスタートし、パレード6キロ走行後0キロ地点で正式スタートが切られた。いつものようにアタックがかかりメイン集団に吸収されるが、いつもより激しさはない。
その後Silvere Ackermann 選手(Vorarlberg-Corratec)がメイン集団から抜け出す。メイン集団は、先行するSilvere Ackermann 選手とのタイム差を25秒から50秒ほどを保ちながら走行する。
60キロを過ぎた辺りからダラダラと上りだし、1名の逃げは70キロ過ぎた辺りで吸収され、メイン集団からもパラパラと選手が離れていく。
愛三チームで最後まで先頭集団に着いていったのは別府匠と鈴木謙一。謙一は調子が良さそうで匠を引くため前を引くが、匠のペースが上がらなかったため、先行することにした。
調子の良かった謙一も、初めてのゲンティンでコースを知らないこともあってかペースが落ち、後からペースが回復した匠と順番にゴールした。
山岳の走りに期待がかかる別府選手
盛選手
序盤14人の逃げに乗った綾部キャプテン
プロトンの中に5名の姿
色とりどりのジャージが映える
愛三チーム初のゲンティン・ハイランドは厳しいステージとなった。ステージ優勝は、山岳スペシャリストのJose Rujano 選手(ISD-Neri)。個人総合もJose Rujano 選手となった。
明日は最終ステージの第7ステージ。Kuala Kubu Baru からKuala Lumpur までの133.7キロです。最終ステージをステージ優勝で飾れるよう頑張ります。
愛三の中では一番にゴールした鈴木謙一選手
別府選手
品川選手
綾部選手
西谷選手
盛選手
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