3月1日から7日まで開催中の「ツール・ド・ランカウイ2010(UCI2.HC)」。
本日第1ステージが行なわれました。現地から届いた田中光輝監督のリポートです。(photo: Yufta OMATA)
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3月1日(月) stage1 174.5km
今年愛三工業レーシングチームの初レースとなる
「ツール・ド・ランカウイ2010」が朝10時にスタートしました。
2月18日から現地入りし暑さには慣れてきたとはいえ暑さとの戦いにもなるので、スタッフは暑さ対策(簡易な氷嚢等)準備して選手たちを送り出した。
レース前のチームの様子は和やか
6.5キロのパレード走行の後正式なスタートが切られた。
愛三工業レーシングチームとしては、この「ツール・ド・ランカウイ2010」の目標としてステージ1勝を挙げること。目標の1勝を挙げたら、次に2勝目・3勝目と勝利を重ねていくことで、チームの活気に繋がっていければと思う。
第1ステージから第5ステージまでは平坦基調なコースのステージが続くため、エース西谷でチームは戦う。
今回、プロツアーチームが1チーム(Footon-Servetto)、プロコンチネンタルチームが2チ―ム(ISD-Neri・Vorarlberg-Corratec)と出場プロチームが少ないため、集団をコントロールし集団のゴールスプリントになる展開より、10人から20人くらいの逃げが決まる展開になると思われるため、チームとしては、西谷とアシスト2選手を逃げ集団に送り、その逃げ集団の中でアシスト選手との連携で西谷をステージ優勝へ導く走りの展開と、集団ゴールスプリントになった場合、チームで列車を組み西谷をステージ優勝へ導く走りの展開を想定して挑んだ。
前置きが長くなりましたが、スタートして50キロ地点までアタックがかかり何人かのの逃げが決まるが(メイン集団から100メートルから200メートルくらいの差で)吸収される展開を繰り返す。
チームのアシスト選手たちも、西谷が入っていない逃げグループはチェックしたり、メイン集団を引いて吸収させた。
2回目のスプリントポイント(50.8キロ)が過ぎて、Peter McDnald 選手(Drapac-PorschE)とPatria Dinawan Rastra 選手(Polygon-Sweet-Nice)の2選手がメイン集団から抜け出し、途中、Patria Dinawan Rastra 選手は、Peter McDnald 選手から遅れて、後にメイン集団に吸収されるが、Peter McDnald 選手は1人で逃げ続け、最大9分20秒差までついた。
スタートから90キロ地点を過ぎたところで、ISD-Neri チームが中心にメイン集団を引き出す。
愛三チームからも品川選手がISD-Neri チームと一緒に引く。
スタートして144キロ地点で、Peter McDnald 選手はメイン集団に吸収されアタックがかかるが、決定的な逃げには繋がらず、集団でのゴールスプリントになる。
愛三チームも列車を作り(綾部・品川・盛・西谷の順)ゴール向かったが、西谷が思ったよりスプリントがかからず22位でフィニッシュした。
今日のステージは今年のチームの初戦でもあったので西谷自身不本意な成績であったと思うが、明日・明後日とレースを重ねていく上で失敗したところ等を修正し、ステージ優勝出来るよう明日からのステージも頑張ります。
明日の第2ステージは、Kuala Terengganu からChukai までの182.3キロです。
レース後半の勝負どころでの列車走行、想像するだけでも身震いしました。チームの逞しさが伺えます。 ガンバレART,JAPAN !!また、菜々さんの汗だくのサポート姿に感激!選手もさぞ心強いでしょう。今後のレース展開に期待してます。
なるほど~ぜひ解説や上空からの映像つき動画で見たかった!
そうなるためにも階段を一段ずつ上っているのですね。
現在、マレーシア・マラッカに在住してます。第5ステージ、マラッカで応援してます。頑張ってください。もし、間に合えば「日の丸」用意しておきます。多分、アイオブマレーシアを過ぎた海岸線のルートにいます!
monjiさんへ
今日、マラッカの海岸線をチームカーで走っていて「日の丸」
わかりましたよ!応援ありがとうございました!