3月14日から20日まで開催の「ツール・ド・台湾(UCI AsiaTour 2.2)」。
本日初日、第1ステージが行なわれました。
灼熱のマレーシア ランカウイから中4日で台湾でのレースです。
愛三レーシングとしては、このツールド台湾には毎年参戦しています。気候面では日本よりは暑いようですが、マレーシアでの40度を越す気温の中での戦いを経ているだけに、他のチームにはコンディション的に有利なのではと予想。あと、すでに初戦を終えていることがどのように影響するのか。
現地から届いた田中光輝監督のリポートです。
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3月14日(日) stage1 134km
例年だと高雄市内を1周2.2キロのクリテリウムが第1ステージであったが、今年はラインレースとなった。気温は36℃くらいで、ツール・ド・ランカウイで暑さには慣れてはいるのだが、やっぱり暑いのは暑い。
今回、愛三のエースは綾部です。1番ナンバーは西谷ですが(エントリーでは1番ナンバーを綾部で登録したはずだが・・・)チームとしては綾部の個人総合順位上位(3位以内が目標)を目指して挑む。
13時に第1ステージがスタートした。パレード約7キロを走り正式スタートが切られた。今年からUCI レースの2クラスは無線使用が禁止となった。ランカウイはHC クラスなので無線が使えたがこのレースは全チーム無しで走る。無線は無いと不便であるがUCI が決めたルールなので仕方ない。
無線からの情報が無いため、選手たちは動きがわかる位置(集団前方)で走る。アタックがかかり少人数でメイン集団から抜け出るが、吸収される展開が続く。
スタートして70キロを過ぎたところで、綾部と品川を含む20人ほどの逃げグループが形成された。タイム差は1分30秒開く。愛三としては綾部が入っているのでこの逃げはOK であった。
この逃げには、CCC メリダ・ヨーロッパチームから1人も入っていなかったため、メリダがメイン集団をコントロールして20人の逃げグループは吸収された。
残り20キロ付近で先頭6人と、それを追走する16人の中に綾部と西谷が入る。先頭は、David McCANN 選手(GIANT-ASIA)、Philip GAIMON 選手(KENDA)、WillIam CLARKE 選手(Genesys)、Wai King CHEUNG 選手(Hong Kong)、宮澤選手(日本)、Kai Chun FENG 選手(台湾-Action-Cycling)の6人。
西谷は痛恨のハンガーノックに陥り、追走グループから離れてしまい綾部1人に。
追走グループは先頭6人を吸収することが出来ず、綾部は全体の11位でゴールした。優勝はDavid McCANN 選手。
個人総合では12位で、リーダーとのタイム差は1分7秒だが、まだ6ステージあるので個人総合順位が上がるようチーム一丸で頑張っていきます。
明日は第2ステージ136キロです。
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