現在チームは「ツールド台湾」に出場中ですが、国内でもレースシーズンが開幕しました!先日3月14日に広島県中央森林公園で開催された
「西日本チャレンジサイクルロードレース大会」。
このレースには、ツールドランカウイでも積極的なアシスト、そしてゲンティンハイランドでの走りが光った鈴木謙一選手と、この西チャレが2010年シーズン初戦となる松村光浩選手の2名が参戦しました。
結果は、松村選手が2位、鈴木選手が6位。しかし、リザルトだけでは分からないのがロードレースです。今回は松村選手のレースの様子をリポートしてもらいました。
写真はくりらじ様にご提供頂きました。ありがとうございます!
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西日本チャレンジサイクルロードレース
3月14日 広島県中央森林公園(12.3キロ×5周回 61.5キロ)
国内開幕戦となる西日本チャレンジサイクルロードレースに、鈴木謙一と松村光浩の2名で参戦した。
今大会のエントリー状況は、ツールド台湾と日程が重なっている事もあり、シマノレーシングから2名、ブリヂストンアンカーから3名と、各チーム少人数の参加となり、人数が揃っているチームはマッサフォーカスが5名でのエントリーとなっている。
AISAN も2名でのエントリーではあるが、レース展開次第でどちらかが優勝を狙っていく作戦でレースに挑む。
愛三レーシングは鈴木、松村の2名で参戦
レースは1周目からハイスピードの展開となり、集団は一列棒状から中千切れが起きるなど目まぐるしい展開での幕開けとなる。
2周目には早くも先頭集団は十数名にまで絞られ、この中にはAISAN 鈴木・松村、シマノ畑中選手・平塚選手、BS普久原選手・相川選手と各チーム2名ずつ入りレースは進む。
2周目中盤からAISAN 鈴木が積極的にアタックを仕掛けさらに集団の人数を絞り、そのまま単独でのエスケープも決めるが、この逃げもマッサフォーカスの牽引により吸収されてしまう。
単独エスケープでレースを揺さぶる鈴木選手
このレースの逃げが決まったのは4周目。AISAN 松村、シマノ畑中選手、BS相川選手、シマノドリンキング白石選手の4名が 抜け出しに成功しそのまま最終周回へ入る。
そしてコース終盤区間でBS相川選手のアタックにより4名はバラバラになるが、畑中選手が競り合いに勝ち単独で上りをクリアしそのままゴールへ入り優勝を勝ち取った。
続いて松村、相川選手、白石選手の順に単独でのゴールとなった。なおAISAN 鈴木も最後集団から抜け出しに成功し6位でゴールし今大会を終えた。
4周目4名の逃げに入る松村選手
今回のレースは優勝こそ掴む事は出来なかったが、2名で上手く連携の取れた走りにより終始有利な展開でレースを運ぶ事が出来たので、無線の使用が不可となった次戦のツールドタイランドに向けて良い前哨戦にする事が出来た。(愛三工業レーシング 松村光浩)
いいぞ!マッツン、ケンケン。タイでのARTチーム力の活躍を期待してます。