DEAR SUPPORTERS

ランカウイ観戦リポート届きました!

現在ツールド台湾が始まっていますが、今日はサポーターさんからのリポートを合間をぬってお届けしたいと思います。(本当はだいぶ前に届いていたのですが、遅くなりすいませんでした)


先週行なわれたアジア最高峰ステージレース「ツール・ド・ランカウイ」の観戦ツアーに参加されていた、アイサンサポーターズクラブ会長 根本さんから、ツアーの感想や写真が届きました!
ツールドランカウイ観戦ツアーは、アジアツアーをメインに戦い続ける愛三レーシングチームが、初出場を果たした記念として実現したものです。
レース主催者と現地観光局のバックアップ、HIS名古屋団体営業所さんのご協力により実現した格安ツアー!
これまで海外で行なわれながらも現地には足を運べなかったファンの皆様に、アジアツアーの空気に触れ身近に応援して頂ければと行なわれました。


ツアーは全日コース・前半コース・後半コースが設定されていましたが、皆さんお仕事などの都合から後半ツアーへの参加を多数頂きました。会長根本さんは、チーム総監督中根氏やサポーターさん、一般ファンの皆さんとともに後半コースに参加されました。
出発は3月4日。そう、初出場にして見事ステージ優勝を果たしたアノ日にまさに名古屋を出発していたんです。優勝の報を乗り継ぎの香港で受け、なんとも幸先の良いツアーの幕開けとなりました。
ランカウイに参戦した日本チームは愛三レーシングだけ。優勝の翌日とあって、現地での国旗・愛三フラッグの注目度は高く、誇らしい気持ちでマレーシア入りを果たされました。


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様々な思いを胸にランカウイでの走りを体感した観戦ツアーの模様を根本さんの写真と文章でお伝えしたいと思います。
ぜひ来年も、そしてこの先あるアジアツアーでも、今回のような観戦ツアーが実現し、愛三レーシングの主戦場である「アジアツアー」の迫力を肌で感じていただく機会が増えればいいなと思います。そんな思いを込めて・・・。


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ツール・ド・ランカウイ2010(UCI2.HC) 観戦リポート


ハプニングの連続でしたが、とても楽しく思い出深いツアーでした。
西谷選手のステージ優勝はチーム力のすばらしさを世界にアピールできたと思います。


福島から駆けつけてくれた加藤さん、サイクルモードでの別府兄弟のトークショーをみて参加してくれたTグチ夫妻、そしてアイサンサポーターズとともに参加。
「ステージ優勝、きっとできる。」と出発前にブログに書き込みを入れて出発、香港の乗り継ぎの合間に同じツアーのOのさんがインターネットでステージ優勝を発見、中根GMと3人で空港であることを忘れて大はしゃぎ!
現地入りしたのがステージ優勝の翌日ということもあって、我々応援ツアーにも現地の人達からAISAN,JAPAN!と声を掛けて貰えました。
移動車ドライバーとの会話に苦労したり(お互い不得手な英語での会話なので・・・)と貴重な経験もできました。
今回我々の世話をしてくれたオーガナイザーの担当の方々には、色々とハプニングはあったけれど彼等も疲れているにも拘わらず精一杯誠意をもって対応してくれたと思います。


マレー半島上空での夕日。赤道に近いので日本より日没が遅い。KL国際空港着陸前にパームやしの広大なプランテーションが眼下に広がっていたのが印象的。


20時近くに到着。
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ゲンティンステージにはサポーターズ鈴木さんも合流!
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今回のツアーは観戦時間より車での移動時間が長いのが特徴。初日5日は往復250kmのドライブ。選手達の後を追走することが許されないので以降ずっとこのパターンで行動していました。
街は道路が広く、清潔な感じ。渋滞もなくスムーズに移動できました。人口密度が日本の半分強なので緑が多い印象です。
第6ステージ(ゲンティンステージ)のスタート地点 PUTRAJAYAは、行政官庁を集約したイスラム様式の建築と現代建築が織りなす新都市。近くには大学も集約されていました。


専用車で移動します
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町並み
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沿道でレースを待つ人達、到る所でこんな光景が。
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ゴール前のアトラクション、民族舞踊。民族舞踊を演じる少女たち。みんな小顔で美人で明るい性格。写真にも照れることなく素直に応じてくれた。Terima kasih!


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イスラムの衣装をまとった女学生。白とスカイブルーが熱帯の暑さを和らげる。


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レース終了後、クアラルンプールのホテルに荷物を置いてKLツインタワーに夕食と買い物に出かけました。外は雨上がりで蒸し風呂のようでした・・・。


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今回のランカウイ観戦ツアーで印象深かったことを挙げてみます。

まずは、現地の人達にささやかではあるけど愛三の輪を広げられたこと。応援ツアー中には愛三レーシングのファンがたくさん増えました。マレーシア人カップルに応援フラッグをプレゼント!女性は日本の滞在経験もあり日本語が堪能。マレーシアでの愛三ファンが増えました。


愛三フラッグをプレゼント!
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ゲンティンでは一緒に応援もしてくれました
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最終日、スタート地点KUALA KUBU BARU の市場です。ゲートのすぐ横にあり野菜、果物、魚、肉、本のほか、日用雑貨が売られていました。
サイクル用品を扱うテントで愛三フラッグを取り付けてもらえました。お店の青年と。また愛三ファンが増えました。


さすが南国!のカラフルさ。
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お店の青年と中根GM
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マレーシアMTB団体にもフラッグをプレゼント。またまた、愛三ファンが増えましたた。この人達はとてもフレンドリーで愛三レーシングを周りに広めてくれて知名度がアップしてくれるといいな。ちゃんとア・イ・サ・ンと発音してくれたし。


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もちろんレースも体感することができました。
第5ステージのゴールでは怒涛の如く死闘を繰り広げる集団が押し寄せ、その迫力を風圧で感じられました。

そんな中で個人的に感動したのが、第6ステージのゲンティンンハイランドでの匠選手の必死な姿でした。
「タック!あと少し!ガンバレ~!!」と大声を張り上げながら撮った写真です。声援に応えて必死に頑張る匠選手の姿。
世界ツールで6番目に厳しいとされるゲンティンハイランドの急坂の長さと勾配(平均勾配16パーセント最大20パーセント:車もローギアでないと登れない)を目の当りにし、そこを登り詰めてきたケンケン選手、匠選手に大声で声援を送り、その声援に応えるかのように必死にゴールを目指す姿に感動です。
今後2人が切磋琢磨して山岳ジャージを着れる日が近いと思ったし、そうあって欲しいものだと思えました。

第7ステージでは、チームが機能しクリテで西谷選手が徐々に上位に食い込んでいくそのスピードと姿、他のチームにはない力を実感できたこと。そして何より選手達の自信が確かに向上していると実感できました。


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今回のツアーでは、主催スタッフが我々のために、いやな顔をせずに精一杯誠意をもって面倒をみてくれました。ツアーでは色々とハプニングがあったけれどそれがかえってツアーに参加した皆さんと親しくなれたことで、参加した全員が忘れられない思い出がつくれました。


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photo/text:AisanSupporter Nemoto

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