3月1日から始まった「ツール・ド・ランカウイ2010（UCI2.HC）」。
各所で愛三レーシング情報をお伝えしていますが、ここ＜ディアサポ＞ではぐぐぐっと近い目線でチームの素顔をお伝えします。
チームは勝利の余韻に浸る間もなく今日のステージを迎え、今日も全力で戦いました。まあ、たしかに余韻に浸る間もなくレースは続くわけですが・・・
動画、見ました？
ええ昨日のゴールシーンですよ。
ゴール写真もですけど、あの、アシスト選手が後ろで手をあげるのがねぇ、私大好きなんです。チームの勝利を体言しているようで、本当に見ていて胸が熱くなります。盛選手のガッツポーズのダイナミックなこと！西谷選手の感情をどう表現したらいいかわからない雄たけびのようなあの
「全日本ポーズ」（←勝手に命名）。
この映像や写真の陰にはもちろん、ここまで連れてきたアシスト選手の走りがある。うーん、何度見てもいいです。
と言うわけで、我らが姉さんNana さんからの＜ディアサポーターズ＞。
マレーシアでチームに帯同しているNana さんから届いた3月5日第5ステージのリポートです。
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Nana's Report 3月5日 stage5
マレーシアに来て3度目の金曜日です。
イスラム教の安息日の金曜日は街によってはこの日が休日だったり、半日休業だったりします。お昼頃から男性はモスクに礼拝に出掛けます。そんな事情もあり、レースはいつもより一時間早いマレーシア時間午前09:00（日本時間10:00）にスタート。さらに距離も111.5kmと短めの設定でした。ホテルのすぐそばがスタートだったので朝の移動はなくて良かったです。それでもスタートが早い分、準備はやっぱり真っ暗のうちから始まりました・・・。
本日の西谷泰治
本日の盛 一大
レースディレクターのマイケル氏と
ウィリエールとISD のバイク
スタート地点はムアルの街。準備をしていると、中根GM はじめ観戦ツアーの方が！遠路はるばる応援に駆けつけて下さいました。挨拶もそこそこにフィニッシュ地点に移動して頂きましたが、明日はもう少しお話しできると良いですね。フィニッシュ後はお会いできませんでしたが楽しんでいただけているようで安心しています。
本日落車してしまった綾部キャプテンからコメントをもらいました。
「ようやく初日の落車の怪我が良くなってきたところへの今日の落車は正直へこみますね。ただ今日も走り切れたし、調子は悪くないので明日もできる限り頑張りますよ。大きな怪我ではないのでご心配なく。でも赤星マッサーの治療は痛いです！」とのことです。
さてさて明日はいよいよ名物ゲンティンハイランドを登ります。昨年のJelajah Malaysia でも登りましたが、ルートも距離も違います。昨年は中腹まででしたが、今回は頂上まで。
2006年ナショナルチームで別府選手、西谷選手、盛選手と参加した時は、今まで一緒に集団で走っていた選手が突然ばらけてチームカーから見ていると「選手がどんどん降ってくる」感じでした。
明日はどうなるでしょう。
4年前、降ってくる選手に圧倒されレースの状況が全く把握できなくなってしまった個人的には忘れられない「ゲンティンの恐怖」。4年たって少しは冷静になれているのでしょうか。ちょっと不安ですが、私も頑張ります！
ゲンティンでのケンケン選手の走りにも期待
そういえば昨日今回のバンのドライバーさんの話を書きましたが、実は昨年のJelajah Malaysia の時にチームバンを運転していたHashim（ハシム）さんが、昨日ホテルにAisan の皆に会いに来てくれたのです。
応援に来てくれたハシムさん
今回は仕事の都合でドライバーはできなかったけれどAisan が来ているのを知ってシンガポールとの国境でも知られるジョホールバルから約160km 移動して会いに来てくれたそうです。
ちょうどミーティングが終わったところでまだ残っていた選手と「心の友太朗マッサー」で記念撮影をしました。この後西谷選手とも会えて、「昨日勝ったんだね。おめでとう！」「ここは俺の出身地だからそこで買ってくれてうれしいよ」「昨年も勝ったよな。すごいな」「太朗とNana の誕生日ケーキを買いに行ったなあ」など変わらず明るいHashim さんの笑顔で話してくれました。
こんな風に再会できるだけでも嬉しいのに、勝利の日にってのがまた更に喜びを大きくしてくれますね。
今日のスタート地点でも沢山の方から写真をお願いされて、嫌な顔一つせずに対応している選手を見ながら誇りにすら思いました。リラックスした写真もたくさんありますが真面目な時はちゃんと真面目なんですよね。ツールドランカウイも残すとことあと2ステージです。
明日も頑張る選手のサポートをしっかりしようと思います。
頑張って山を登れるように皆さん是非応援よろしくお願いします。
地元の学生さんと
もう一枚
地元の女性達に囲まれて
地元の新聞に載りました！
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以上Nana さんのリポートでした。
リポートにもあったように、3月5日からHIS名古屋団体営業所さんのご協力で実現した「ランカウイ観光ツアー」参加者の皆さん（後にもう1人合流！）が現地入りをしました。アイサンフラッグと日の丸の旗が、マレーシアに上陸です！
第一班の皆さんがステージ優勝の日、3月4日に中部国際空港セントレアを出発しました。この日はサポーターで、昨日のスタージ優勝と同じ「ガッツポーズ」のゴール写真を撮ってくれたツバサさんがお見送りに行ってくれました。
本当に魅力的なツアーで行けるものなら行きたいさ！って方はたくさんいたと思います。そんなファンの皆さんの代表として現地で目一杯応援していただければと思います。
ついに実現！ランカウイ観戦ツアー
photo:Tsubasa
優勝への思いを込めて人差し指を一本。「1」位を目指して。
その数時間後に本当に実現するなんて、なんだかすごいです。
photo:Tsubasa
ヒノマル、アイサン！
photo: Yufta OMATA
サポクラ会長の根本さんも応援団です
photo: Yufta OMATA
昨日の第4ステージで愛三レーシングが勝利したこともあり、きっとこのいでたちは大注目となったことでしょう。
このツアーでは車でレースを追いかけながら観戦します。海外で戦う選手たちの元にファンの方が行ってくださること自体なんだか信じられない気持ちですね。
しかもランカウイでそれを実現できたことは本当に嬉しいことです。今後もこういった企画ができたら・・・。選手が生き生きと走る姿を感じてもらいたいなと思います。また帰国の際には写真やリポートなど掲載したいと思います！
あと、コメントを下さったマレーシアにお住まいのmonji さん。
monjiさんへ
今日、マラッカの海岸線をチームカーで走っていて「日の丸」わかりましたよ！応援ありがとうございました！
ジョニー監督からちゃんと分かりましたよ！ってコメントありました。本当にありがとうございました！海外での応援本当に嬉しいです。これからも愛三レーシング応援してくださいね。
昨日コメントくださった皆さまも本当にありがとうございました。
まだレースは続きます。明日も、最終日も応援お願いします！
日の丸、判って頂き大変うれしいです。最後までマラッカ海峡の街より応援してます。がんばってください！