愛三レーシングチームの2010年初戦となる「ツール・ド・ランカウイ(2.HC)」がいよいよ3月1日から始まります。
現在チームは開催地のマレーシアに入り、30度を越える暑さと環境に慣れ万全の体制でレースに臨むべく現地トレーニングを重ねています。
日本でない海外でのレース(アジアツアー)を中心に戦う愛三レーシング。
このサイトでは現地スタッフからのリポートや写真を通して、アジアツアーを転戦するチームの素顔をお伝えします。
「ツールドランカウイ」に帯同するスタッフ Nanaさんからのリポートです。
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Nana's Report 2月19日
コタバル初めての朝は晴れ。昨日の移動の疲れもあるので今日は午前中は選手は休養です。
スタッフは午後の練習の準備。ナカジメカは自転車の準備。ジョニー監督と私は買い出しへ出かけました。
コタバルの街は決して大都会ではありませんが大きなスーパーもあり便利です。ただし日本食のレストランはありません・・・。
昼食後14時半過ぎに初の練習へ出かけました。昨日空港へ迎えに来てくれたAzleeが今日は運転してくれました。
今日は金曜日。イスラム教の安息日です。
旧正月と重なったためか、ここコタバルのイスラム色が強いからか今日は休みのお店が目立ちます。Azlee も昼食後モスクで礼拝をしたそうです。
出発前にホテルの前で集合写真と、一人の写真を撮りました。集合写真は特にテーマはありませんが、個人写真のテーマは
“コタバル〝の顔です。
最後の盛選手だけが、「そんなのありませんよ!どんな顔ですかー?」と戸惑いながらも元気な笑顔でした。
その他の皆はこの無茶ぶりに普通に対応してくれていたので、今度はもっと難しいお題を考えてみます。
マレーシアでの集合写真
品川真寛選手
別府匠選手
鈴木謙一選手
綾部勇成選手
西谷泰治選手
盛 一大選手
練習は車で先導し、コタバルから隣町トゥンパット(Tunpat)を通り、タイとの国境まで行きました。
ここコタバルは非常にイスラム色の強い街ですが(街にもホテルにもアルコールはほとんど売っていません)、タイの国境が近付くと、大仏やらタイでよく見る寺院(?)が見えてきました。街はのどかな感じでした。
今日行った国境は、川が国境になっている場所でフェリーや小舟が往来していました。休憩も兼ねて思わず観光タイムになりました。
平和な国境で、ちょっと見物だけという我々がフェリーのすぐそばまで行っても大丈夫でした。
国境です。
対岸はタイです。
川の向こうはタイです。ちょうどタイからフェリーが着きました。
フェリーと呼ばれていましたが大きないかだのような船が人と車を運んでいました。フェリーの国旗がマレーシアとタイでした。
フェリー
国旗が2つ
着いた人から見るとこんな感じ
タイから来たふり??
束の間の国境観光の後ホテルまでまた練習です。
国境付近には検問所もありましたが特に検査があるわけではありませんでした。そしてマレーシア最北端の駅を通りホテルへ戻り約2時間の練習は終了しました。
今日は暑かったですが耐えられないほどではなく、徐々に暑さに慣らすにはちょうど良かったでしょうか。
トレーニング風景
検問を受けるが特にチェックはなし
世界の車窓から・・・マレーシア最北端の駅
皆元気です。まだまだホテルも自転車色には染まっておらず、マレーシアの現地の方々でいっぱいです。あと数日できっとどんどん変わっていくのだろうなと思います。次はそんな様子をお届けできるでしょうか。
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