JCスペシャルウィーク!第二弾は「レース直前まで」の模様です。
ここからはだんだんとレースにむけて緊張感が高まります!
去年からHC(超級)にランクアップしたジャパンカップはアジアで唯一のHC ワンデイレースです。今年公表された観客数はなんと8万人!例年には見られないたくさんの方が、朝から続々と会場に詰め掛けていました。
あと数時間でレースが始まる・・・・その興奮の前の静けさは、レース会場でしか味わえない独特の雰囲気。まさにジャパンカップならではの空気です。
テレビでしか見たことのないプロツアー選手が目の前を走りぬける!日本人選手がプロの走りにどこまで粘れるのか?
期待に胸を膨らませながらレースが始まるのを待ちます。
レースまで2時間弱あるけどもう古賀志を上り始めてる人も多い
ジャパンカップの醍醐味のひとつは、コースになっている古賀志林道で繰り広げられる応援。本場ヨーロッパのレースさながら、たくさんの観客達が思い思いの応援グッズで選手達を励まします。(この模様は番外編で!)
またチョークペイントでコース上を彩るのも、ジャパンカップならではの楽しみ方。この日は朝早くから愛知をはじめ、全国から集まってくださった愛三サポーターさんたちが、一足お先に古賀志のコースを上り応援バナーの設置、チョークペイントを行なってくれました!
アイサンバナー設置。
結構考えて取り付けたんだけどな。人が前に立つことが多くて見てもらえなかったかも。来年はもっといい場所探して選手を後押ししたいよね!
思い思いに選手への応援メッセージを・・・・・
photo:Tsubasa
この日は雨予報。幸いにも降らなくて済んだけどとってもとっても寒かった!朝晩はかなり冷え込み風も出ていました。そんな山の中を自転車で走るレースです。こうした見えないところでの配慮がコースの安全確保に繋がっているのですね。
サポーターズの皆さんが選手たちへの応援メッセージを書いてくれている間、私は下界へ(笑)一旦戻り撮影開始!チームピットのほうに向かいました。・・・と思ったらまだチームピットはどこも開いておらず静まり返ってる。
・・・と思ったら愛三レーシングが一番乗り!!!
全日本チャンピオンに早速メディアがインタビュー
ピットのプレートです
中はこんな感じ。皆意外とリラックスしてます
今日のチームカー
ケガで出られなかった綾部キャプテンはスタッフとしてお手伝いです。ケガは順調に回復してきているとのことですよ!
めっさ寒いのになんでナカジはいつも半そでなの!!もう!(笑)
そうそう。
愛三レーシングのピットは、なんとリクイガスとフジ・セルヴェットの間。右見ても左見てもなんかプロツアー選手が普通にいる。イタリア語が話せるナカジメカは、お隣のリクイガスの会話を笑って聞いてたんですけど、何はなしてたんですかねぇ?
西谷選手のサドルは日の丸仕様
選手達が行き交う
新城選手に会ったので一枚
あ、バッソだぁ!いたずらっこっぽい?
こちらは美しい
もうそろそろサインの時間ですが寒いのです
そうこうしている間に出走サインの時間です。
たくさんのファン、コースを挟んでステージが設けられ、チーム全員でレース参加の意思を表明する出走サインを行います。前日のチームプレゼンテーションに来られなかったファンの方にとっては、ここがまさに初対面の場所。憧れていたあの選手、あのチーム、いつも応援しているあの選手たちが目の前に・・・・ここでも寒さを吹き飛ばす熱気に包まれます。
ちょうどシマノレーシングが壇上にいました
その直前に壇上に上がった土井選手に一枚頂きました
そしてEQA・梅丹本舗・グラファイトデザインがきて・・・・
愛三レーシングチームが登場!一昨年は一番乗り、昨年は一番最後、今年は会場入りは一番でしたがサインは真ん中辺でしたっ
イイカオしてます
前日のプレゼンテーションからあまり表情は変わらない感じ。必要以上に緊張していない、いいリラックス感を感じられます。先日行なったインタビューの中でも「ジャパンカップは結果を残さないと意味のないレース」と言い切った西谷選手。今日の走りに期待が高まります。もうここまできたら、ファンはただ精一杯の応援を送るだけ。
西谷泰治選手
反対に盛選手は(ある意味いつもどおり?)クールな表情。でもこの表情の下に湧き上がる闘志はレースの重要な場面で何度も何度も発揮されてきました。盛選手が「アシストに徹します」といったときの走りは、本当に素晴らしいのです。エース西谷をどうか最後の勝負の場面に送り込んでほしい!
盛 一大選手
タック王子(久しぶりに言った!)こと別府選手は、いつもどおりな感じですかね。ジャパンカップにはもう何度も出場しています。「経験を生かした走り」でチームに勝利をどこまで引き寄せられるか。
別府 匠選手
今日も品ちゃんスマイルがキュート!全日本選手権前の盲腸の手術からかなり調子の悪さを引きずっていましたが、ジャパンカップ直前にあった「ヘラルドサンツアー」でもしっかりと走れて調子も上がってきた様子。今シーズン最後のレース、ジャパンカップ。悔いの残らない走りでアシスト頼みます!
品川真寛選手
そして最後は鈴木謙一選手ことケンケン選手(ん?逆?)。
憧れのジャパンカップに出場できる、その興奮が言葉や雰囲気から伝わってきていました。サポーターの間でもケンケン選手の走りには期待が高まっていました。初舞台で悔いのない走りをしてほしい!
鈴木謙一選手
ラインに並ぶ選手たち。プロツアー選手が勢ぞろいする姿は毎年のことながら圧巻です。毎度スタートダッシュがありますが、今年はどんな滑り出しになるんでしょうか?
まもなくスタート
前のほうはこんな感じですが、後ろのほうはというと
・・・・・こんな感じ。いつも通りリラックスムードですね。
奥から、土井選手・西谷選手・別府選手
別府選手
品川選手
盛選手もいい表情!
西谷選手は「結果を出さなければ意味がない」と自らを奮い立たせていましたが、前日も当日朝も雰囲気はとてもリラックスしていました。私にはこのジャパンカップを楽しんでいるようにも見えました。トッププロと戦えるこのジャパンカップの舞台で力を出し切り、そして満足いく結果を出せたらと思いながら撮っていました。
西谷選手
初出場のケンケン選手。笑顔もあるけれど、ふと見せるこんな表情から、このレースへの思いが伝わってくるようです。勝負は最後までどうなるのかなんて分からない。スタート前は、期待と不安と、熱い闘志がみなぎります。
鈴木選手
西谷選手のチャンピオンジャージの向こうに新城幸也選手の姿。一昨年のジャパンカップでは、「日本人で勝ちたい」という思いからこの2人が果敢に最後まで攻めました。「チームを超えて日本人として勝ちたい」。今年は新城選手はヨーロッパプロチームのエースとしてこのジャパンカップに臨みます。そして西谷選手は日本チームのエースとして・・・・・。
いよいよ今年のジャパンカップがスタートです!!
ジャパンカップ2009スペシャルウィーク。第三弾はいよいよレースの模様です。愛三レーシングの走りを中心にレースの模様を写真とともにお届けします。どうぞお楽しみに☆
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