ツールド北海道　stage4　総合2位キープ

9月9日～13日まで開催されている「ツールド北海道（UCI2.2）」。本日第4ステージが行われました。

っていうか今旭川です（笑）
先ほど着きました！寒いです息が白いです。気温がだよ？寒いって（笑）
マッサー部屋覗いたら、綾部キャプテンが赤星マッサーの技に顔をゆがめていました～盛選手もいてみんな元気そうです。安心しました。

というわけで残すところ2ステージとなったツールド北海道。本日行われた第4ステージの模様をかいつまんでお伝えします。

第4ステージ
今日の第4ステージは豊冨町から下川町までの179キロのロードレース。天気は今大会で一番の快晴に恵まれました。

レースは序盤に三瀧選手（BSアンカー）とデンマークの選手が逃げに乗ったものの、1回目の山岳ポイント前で吸収される。その後13人の先頭集団が形成されます。ここに愛三レーシングから綾部選手が入ります。
この中で現在までの総合順位を踏まえると、綾部選手がバーチャルリーダーとなります。愛三としてはこのままいかせてOKな展開です。

その後3人減って先頭集団は10人になり、59キロ地点のホットスポットを迎えます。この時点でバーチャルリーダーの綾部選手と清水選手（メイタン）は2秒差。1位通過だと3秒もらえるので、清水に1位通過されるとリーダーはひっくり返ってしまいます。
ここはきっちり綾部選手がホットスポットを取りに行き、1位通過でバーチャルリーダーをキープ。愛三的には有利な展開です。また綾部選手が捕まっても次の展開があるのでここはこのままでOK。

最初の峠の上り、2人の逃げを追って形成された13人の追走集団に綾部選手が入る
photo:Hitoshi OMAE

photo:Hideaki TAKAGI

その後綾部選手を含む先頭集団は70キロ過ぎで吸収されます。100キロ過ぎで法政大の早川選手とデンマークの選手2名が飛び出します。集団からはメイタン増田選手・シマノレーシング飯野選手も飛び出し2人を追う。その後集団からドラパックの選手・日大の選手がメインから飛び出し飯野選手・増田選手に追いつき4名になります。

ここで、愛三レーシングから綾部選手、品川選手が集団を引きこの4人を吸収。先頭の2人は逃げ続けています。集団はメイタンがコントロール。

ラスト8キロくらいで逃げの2人が吸収され集団がひとつになります。ここでまたもやハプニング！
集団内で愛三レーシング盛選手、シマノレーシング鈴木真理が落車してしまいます。盛選手は2日続けての落車・・・・。

このアクシデントにチーム全員で対応。綾部選手と西谷選手の引率で盛選手は集団に戻ることができました。この時点でラスト5キロくらい。

このままゴールまで・・・・のところで、今度はまさかのコースミス発生！前方にいた西谷選手もこれに巻き込まれゴールスプリントに参加できなかったものの、集団ゴールとみなされたようです。よかったぁ。。。

このステージを飾ったのは、昨日の第3ステージ優勝のキルシプー選手（LETUA）。
愛三レーシングは、綾部選手の12位が最高位でしたが、集団ゴールのためタイム差はなし。
総合順位は変わらず宮澤選手（メイタン）がリーダーを守っています。途中のボーナスタイム獲得でタイム差が開いているため、総合2位の盛選手とのタイムギャップは10秒に開いています。
また西谷選手が総合5位で17秒遅れ、綾部選手が順位をひとつあげて8位で23秒遅れ、品川選手も28秒遅れで14位と、実は愛三レーシング4人の選手が好位置をキープしており、かなりいい状態で明日の山岳ステージに望みを託しています。

第4ステージはまたもやキルシプー選手が獲得。
綾部選手、盛選手の姿も見える
photo:Hideaki TAKAGI

なんで今日のレース状況がこんなに詳しいかというと、ジョニー監督に聞きまくったものを打ちまくったからです（笑）。
やっぱり現場にいると状況がよくわかります！
明日のステージ、正念場です。最高の勝利を目指してチーム一丸で明日のステージも臨みます。応援よろしくお願いします！

今日はリザルトを書き出せないので詳しくはツールド北海道公式サイト（リザルト）をご確認お願いします！