8月23日(日)に長野県大町市で開催された、実業団レース(Jサイクルツアー)第8戦 大町美麻ロードのレースリポートが田中光輝監督より届きました。
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今回「実業団大町美麻ロード」には、別府匠・西谷泰治・綾部勇成・盛一大・品川真寛・鈴木謙一の6名をエントリーした。これはツール・ド・北海道に向けたメンバーである。チーム全体の調子は、まだ決して本調子ではない状態だ。
第1ステージは個人タイムトライアル。匠が3位の好タイムでゴールした。続く第2ステージは200キロのロードレース。愛三チームは匠の順位が1つでも上げられるよう挑む。
レース前半、綾部を含む8名の先頭グループが形成される。シマノレーシングから3名(狩野選手・畑中選手・阿部選手)、NIPPOから1名(山下選手)、宇都宮ブリッツェンから1名(斉藤選手)、ラバネから1名(平塚選手)、イナーメアイランドから1名(筧選手)、そして愛三から1名(綾部)の8名。
先頭グループはメイン集団から最大5分のタイム差をつけた。
愛三チームは、前半長丁場のレースでもあるので積極的にメイン集団をコントロールせず様子を見ながら走る。
レース中盤、5分のタイム差がついたのでこれ以上タイム差を開かれないよう集団のペースを上げる。残り7周謙一がリタイア。ここで1人欠けたことは先頭集団を吸収するうえで痛かった。
残り4周、先頭グループから綾部が遅れたことにより更にメイン集団をペースアップする。残り2周、先頭グループを吸収したが、思った以上にペースアップによる愛三各選手のダメージが大きく、残念ながら最後の勝負まで至らなかった。
しかし、今後のツール・ド・北海道等のレースに向けて最終局面までの流れは出来ているので、北海道までにチーム全体の調子を上げていきたい。
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