REPORT

ツールド熊野総括リポート

田中監督より5月28日~31日まで開催された
「ツールド熊野」のリポートが届きました!

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今年のツール・ド・熊野。愛三チームは初のエース品川で戦う。

まず1日目はプロローグ。西谷が4位、品川が8位、綾部が9位と3選手とも1分6秒台の好タイムをたたき出した。

2日目第1ステージ。
今までとコースが若干変わった。フィニッシュ地点手前で山岳賞が設けられた勾配のきつい丘がコースに加わる。
この丘により、今までとはレースの展開が変わってくるであろう。
TOJと同じメンバーのカザフスタンチーム、南アフリカのチームネオテル、イランのタブリーズチームの動きを気にしながら走った。
レース前半から中盤にかけ、カザフスタンのフォフォノフ選手、シマノレーシングの真理選手、ブリヂストンアンカーチームの飯島選手、愛三チーム西谷の4人が抜け出す。その4人を追って品川綾部を含む8人の選手がメイン集団から追走。
先頭の4人に追いつけば愛三にとって良い展開である。
だが追走グループからはカザフスタンのイグリンスキー選手のみが先頭に追いつき残りの追走メンバーはメイン集団に吸収される。
残り1周をきり西谷もツアー・オブ・ジャパンで痛めた腰が痛みだし先頭から遅れる。メイン集団では品川のタイム差を付けさせないようアシスト陣が引く。が先頭3人には追いつけず58秒差ゴール。

3日目第2ステージ。
この熊野山岳ステージでほぼ総合が決まる。愛三チームは品川が山岳で遅れないよう品川に位置を常に気にして走った。
1回目の千枚田の上りで品川が先頭グループから遅れたが、千枚田の下りと札立峠に向う下り基調のコースで綾部・謙一のアシストで追いつく。札立峠は西谷と共に上りそのまま最後まで西谷に守られながらゴールへ。
後半西谷が1人で抜け出したが、西谷が1人抜け出すことでカザフスタンのアシスト陣に引かせることになりアタックをかけさせないようにして集団のスピードを一定にさせる。(一定スピードで走れば品川がゴールまで付いていきやすい)。西谷は残り5キロを切ったところで吸収される。あとは品川がゴールスプリントを良い位置で走り4位でフィニッシュした。個人総合は5位に浮上した。

4日目最終ステージ。
愛三チームは品川の個人総合順位が1つでも上がるように走る。
前半マツが1人抜け出したがカザフスタンのコントロールで吸収される。その後西谷が4人で抜け出しこのステージもカザフスタンのアシスト陣に引かせ集団のスピードを一定にさせる。残り半分で4人は吸収されたが次にチームニッポの廣瀬選手、ブリッツェンの清水選手、シマノレーシングの阿部選手が抜け出す。残り4周を切りタブリーズチームのミズロフ選手が1人抜け出し先頭3名に合流。カザフスタンのアシスト陣もミズロフ選手は行かせたくないためペースアップ。残り2周から1周で4人を吸収。集団でゴールへ。最後ゴールは西谷の引率により品川が3位でステージフィニッシュ。ボーナスタイムにより個人総合順位が4位になった。


今回、品川を初エースに抜擢した。TOJも熊野のため外して熊野に集中させた。品川はエースの責任感・自覚によりプロローグも良いタイムを出したし熊野の山岳ステージも苦しみながらも先頭グループでゴール出来た。これは、品川だけの力だけでなくアシスト力も大きかった。
今回の熊野で、品川は成長してくれたと思う。

田中

コメント(2)

中辻実行委員も言ってたと思いますが熊野にも合宿に来て下さい。
実行委員で焼肉でもして歓迎いたします。

mintさん

コメントありがとうございます。
熊野で合宿いいですね!「晴れ」だと尚良いですね^^
彼らに焼肉・・・破産覚悟で(笑)

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