レースの興奮冷めやらぬまま愛知に帰って余韻に浸りながらカレーを仕込んでおりましたどうも、ハシモトです。
国内最高峰のステージレース「ツアーオブジャパン」。17日に大阪からスタートし2ステージを終え今日19日は第3ステージ岐阜県美濃市でのレースです。
昨日の第2ステージ(奈良)では、逃げに乗ったキャプテン綾部選手がステージ7位に入り、このTOJでエースを務める別府選手も集団でゴールしました。
堺ステージでのニュートラルなどを加味し成績の修正があり、昨日の奈良のステージ成績を踏まえ総合順位が変更。本日の美濃ステージを迎える時点で個人総合1位はホンコンチャイナのワンカンポー選手となっています。
総合一位の証、グリーンジャージを着用するワンカンポー。
愛三レーシングは、総合圏内に別府・西谷・綾部の3選手を擁し、チームとしては作戦通りに展開できているといったところ。
今日の美濃ステージでも、エース別府匠選手の総合を意識しタイム差を広げない走りをすること、また区間優勝を狙うことを念頭に熱い戦いを繰り広げました。
今日は先日行った堺ステージとは打って変わったとっても気持ちの良い天候に恵まれました!
初めての美濃ステージ。噂に聞いていたスタート地点の「うだつのあがる町並み」が素敵!いつもいくレースと全然違う、なんとゆーか和むというか・・・その和みとレース前の緊張感がほどよくマッチして独特な味わいがあるんだな。すごく好きかも。
わんこもおでむかえしてくれました。
スタート地点はこの町並みにチームカーがズラリと並びそこに色とりどりのジャージを着た選手が集まってきます。
愛三の選手到着!別府匠選手。
盛一大選手。今日はアイサンフラッグ多いです☆
美濃ステージは愛三レーシングの本拠地愛知県のお隣ですから「ホーム」といっても良いでしょう。今日は本当にたくさんの愛三ファンが応援に駆けつけてくれました!
テレビの取材を受ける綾部勇成キャプテン。
盛り上がってまいりました☆(私が?笑)
レース前などに選手と交流できるのがロードレースの魅力のひとつ。特にツアーオブジャパンは外国チームも参戦しているので本場の雰囲気が味わえるんですよ。
レース前の別府選手。
一日一日の走りが明日に繋がるステージレース。エースの重圧を抱えながらチームメイトのアシストに応え自分自身も納得できる走りをしたい。
綾部選手。十分に総合圏内だがチームのためにエースを支える走りを見せる。
地元の中学生の皆さんがインタビューしてくれましたよ。
自分の町に自転車レースが来る!それを町全体で歓迎してくれているのがそこかしこに見られてあったかいんです。
今日もチームカーあたりで、今年のリーフレットとニチバンさんとのコラボグッズ、選手のカードをお配りしました!この方がもらってくれました☆ウィリーでおなじみ シマノレーシング野寺選手じゃん(笑)
まもなくスタート。
レースは旧今井家前をスタートしてパレード走行した後美濃和紙の里会館前周回コースで競われます。一周21.3キロと長い周回を7周する160.7キロ。ゴール手前は約1kmの平坦でゴールスプリントで決まることが多い。
ホーム美濃ステージで狙うのは区間優勝!今日は別府選手の総合とともに、西谷泰治選手の区間優勝をチーム一丸となって狙っていく。
松村選手。愛三の選手としてのTOJ。日々エースのためにできることはなにか?ともに走りながら学び吸収しています。
スタートのときってズラリと選手が並んで緊張感にあふれてるけど、実は後ろのほうって、見てると面白かったりするんですよ。
いや。皆さん勝負ですから真剣そのものよ?でも緩急がね、あるのよね。
いやべつにこの3人が面白いとかってわけじゃなく(笑)
なにげに秀逸な3ショットをゲッツ☆
撮ってたら後ろでピースしてたぁ。なんかカワイイんですけど。
そして何気にメイタンの水谷監督もカメラ目線(笑)
さあはじまります!!
今日はチームカーにカメラが搭載されました!この映像はどこで使われるのか???TOJ公式サイトでは動画も配信されているのでチェキラよ☆
レースは序盤に、アミカチップスクナウフ INFANTINO Abreu Rafael、Aスタイル FOURNET FAYARD Sebastien が逃げに乗る。
これをブリッツェン廣瀬佳正選手ら2人が追う。
メイン集団は安定した感じ。
盛選手。
移動手段がないので今日はゴール付近しか動けませんでした。初めての場所は勝手が分からないのでごめんなさい。今年行ったので来年はいろんな場所でトライします!
ラスト1キロあたり。黄色いシューズは綾部選手、その後ろは松村選手。
別府選手。
そんなわけで今回山岳ポイントにはいけなかったのでサポーターのツバサさんに写真を提供いただきました!選手の力走が垣間見れます!
西谷選手。
別府選手。
山岳賞争いはステージレースの見所のひとつ。ワンカンポーとガローファロ選手の一騎打ちでワンカンポーが死守した。
美濃ステージの山岳賞は小矢田トンネル前に設置されていて勾配もきつくここで勝負がしかけられることが多い。特に最周回は波乱がおきる。
山岳ポイントをパスしていく選手達。
photo:Tsubasa
ふたたびハシモトフォトです。
実は序盤に集団で落車がありニュートラルが適用されいったんストップしていたらしいんです。逃げの2名とそれを追う2名で最大6分ほど差を開いていたけどそのタイム差はカウントされず、落車前についていたタイム差に戻して再スタートとなったようです。全然来なくて、どうなったのか心配してましたがレースの裏側ではそんなことが起きていたようです・・・
その後メイン集団の動きもあり、ある程度ニュートラル前の状況に回復したものの逃げは吸収されます。
集団の中のケンケン選手、盛選手。
逃げの2名が吸収された後アタックはあるがなかなか決まらない状況が続く。しかーーーし!レースは残り2周回あたりで動き出す!
集団から8人の逃げができここにアイサン綾部選手が乗る。この逃げは続き20~30秒差を保って逃げる。ゴール前を通過しラスト周回に入る8人の逃げ集団。綾部選手は狙えませんでした・・・・・・・ごめんなさい。
最周回に入り逃げ切りを試みる8人の逃げは、この逃げに乗せられなかったチームの追い上げで吸収。最後の山岳ポイントでのかけひきが勝負を分けそうだ。実況では、山岳あたりでカザフスタン、オーストラリアなど外国勢が先行していると伝えていたがこれも吸収。そして勝負はコース最後の直線に入りスプリント勝負に持ち込まれた。
アイサン西谷選手が先行し頭を走っているのが見える。観客の大声援。結果は・・・・。
オーストラリア チームAIS のリー・ハワード選手が初日の堺ステージに続き、ステージ優勝を果たした。西谷選手は会場では2位とアナウンスでしたがリザルトの修正があり、3位で成績が確定しました。
今日の美濃ステージ。
愛三レーシングは、綾部選手が逃げに乗ったり西谷選手も自ら動いていたし、別府選手も総合を考えた走りできっちりと集団ゴールしたしアシストの選手もこの結果に持ち込むためにしっかりと機能してた。今日は本当によく「愛三」という名前がコールされました。
悔しそうな表情でピットに戻ってくる西谷選手。
◎レースを振り返っては以下のとおり
優勝したハワード選手は世界選手権トラック(オムニアム)の世界チャンピオン。スピードがあり自分より明らかに速いので先行されたら追いつけない。自分からかけて勝ちにいくしかなかった。残り200メートルくらいからかけたが少し早かったかもしれない。
今日の美濃ステージは地元の隣ということもあり「ホーム」と思っているのでぜひとも勝ちたかったし狙っていた。ハワード選手には初日の大阪でも負けを喫しているので今日こそは、と思っていたので率直に悔しいです。彼のスピードは段を抜いています・・・。
たくさんの声援があり力をもらって走ることができました。
明日の飯田は前半戦の山場。別府選手の総合を狙うべくここでタイム差をあけられないようチーム一丸で走りたい。それありきで今後は区間優勝もついてこればと思ってます。
綾部選手、今日すごかった!!!
逃げに乗って最後までワクワクさせてくれました。いい仕事したよなぁ!サラリーマンなら今夜は乾杯ですよ。ほんまに。
今日はタイム差なしの集団ゴールで27位。総合はトップから29秒遅れの11位です。明日もチームのために綾部キャップらしい走りをしてくれるでしょう。
別府選手はしっかりとタイム差なしでゴールしました。総合順位は34秒遅れの13位につけています。明日の飯田で辛抱して、富士山勝負につなげてほしい!
盛選手です。
前半戦の山場飯田でのアシスト、お願いしますっ
そうそう。ピットで西谷選手のインタビューがありました。そのときに使っていたのがこれ。3Dのカメラなんだって。右と左で2つとって一つの映像をあのメガネで見るらしいです。この3D西谷選手の映像は・・・・どこでみられるんだろう?美濃市内の施設だと思うのですが。未確認でごめんなさい。未来を担うお子さんたちへのメッセージのようです。
追記:日本自転車文化会館で7月ごろから見られるそうです!
しかし初めて見たけど、すごいねこのカメラ☆
◆こんなことをお話していましたよ◆
愛知県から一番近いレース会場なのでここ美濃で勝ちたかった。沿道では本当にたくさんの方が地元からも応援にきてくれて嬉しかった。皆さんの応援を受けることで力強く走ることができます。
自分にとって自転車は、自分の力で達成することができることに喜びを感じられる乗り物。皆さんにはどうか、自転車に限らず
色々なことにチャレンジしてほしいです。
・・・・・・・・・・・
今日は本当に幼稚園・保育園くらいの子ども達から中学生、地元の皆さまとたっくさんの方が沿道で声援を送られていました。
お子さんたちは今日のレースを見てどんなことを感じたんだろうな。ここから自転車選手が誕生したら、すごいよね!
チームはレース後次のステージのため飯田に向かいました。っとその前にイケメーン赤星マッサーをゲトしました☆
おまケンケン。(おまけのケンケンショットの略)
チームカーの小窓からぽわ~~んと顔を出したくさんの方に手を振られて旅立っていきました・・・・カワイイと好評のようでした。ふふふふふ。
いいレースを見ると、自分も力がわいてきます。行ってよかった!明日はいけないので愛知から祈ってます。明日もどうか、思いが叶うステージになりますように。
明日は飯田駅前をスタートしパレード走行ののちアップダウンの激しい12.2キロを12周回、その後松尾総合運動場前にゴールする148キロのレース。
明日もサポーターズクラブのメンバーが集結するようです。いけないよーという皆さんはハシモトと一緒に居残り組みで応援しましょう!!!
そうそう、今日の美濃ステージ。山岳賞のあたりにアイサンバナーを設置していただけました。ツバサさんとオトモダチさん、朝早くからありがとうございました!力もらえたと思います!
最後に。
今日もいろいろ頂いてしまってありがとうです。お手製のパンは帰りに速攻たべちゃいました。美味しかったですぅ~!いつもありがとうです。地元の方でお茶を下さった方、本当に助かりました。沁みました。あとスーパードライ系ドリンクをくれた件ですが
今日飲んだら撃沈するので明日いただきます☆
今日写真撮ってたら、結構な確率で地元のおじちゃんに「彼氏か?彼氏が選手か??」って聞かれました(笑)確かに珍しいよねぇ。こんなカメラもってうろうろしてたら。
なんだか締まらないですがこんな感じです(←どんな感じやねん)やっぱ日焼けしたーちくしょーーー!!!
あ。そうだ。これでしめよう。アイサンのチームカーを見たら「ジョニー!」と声をかけるともれなく手を振ってくれます。
こんなふうに。
photo:Tsubasa
写真見てたら鳥肌が~!!!
早く観に行きたいっ!
MANAさん
美濃面白かったです!
レースの様子、アイサンの戦い伝わりましたか?
私も次は修善寺ステージ参戦です。
一緒にでっかい応援お願いしますっ!
美濃は初観戦でしたが、良いコースですね。(集団落車は・・・ですが)
山岳付近で楽しんでましたが、迂回路が遠くゴールに間に合わなかった。残念
サポクラの皆さんとも交流が出来て楽しかった。
また、修善寺に応援に行きます。
選手のみんな、がんばれっ!
池田@サポクラ事務局さん
私も初美濃でしたが素晴らしいですね!
でも来年は未定なのですね。
ぜひ来年も開催してほしいですっ
ゴール間に合わなくて残念でした・・・
思いのほかサポさんが集まって「ホーム」感溢れてました!
美濃はほんと「ホーム」ですよね。
コース途中で見たテレビでも「地元チーム」
ということでチーム名が連呼されてました。嬉しかった~。
迂回路の下り、池田さんがものすご~く速いんでびっくりでした。
上りが終わったとたん、あっという間に見えなくなった。さすがです。
ツバサさん
転戦(転戦観戦?)お疲れさまでした!
一緒に戦ってますね~~!ステキです☆
地元チームと何度も言っていただけてましたね。
美濃ステージも3回目。
チームも「ホーム」の意識が高いですからね~
やっぱり地元の応援って力になります!
そうそう今さっき南信州の記事書きました。
写真感謝です!
池田さんそんなに下り速いんだ。さっすが!
本気モード見てみたいなぁ~~~