現在ポーランドで開催中の2009トラック世界選手権。
2日目に行なわれた「スクラッチ」の写真が
現地取材中の CYCLISTFAN さんより届きました。
お忙しい中、ありがとうございます。
○ワールドカップ・コペンハーゲン大会 スクラッチ金メダリスト
盛 一大の走りに注目が集まる
photo: CYCLISTFAN
レースの状況、レース後の盛選手のコメントです。
｜「残り2周で位置が取れていれば・・・メダルも狙えたのに」
｜レース後の盛選手は、とても悔しがっていました。
｜レースは、
｜スタート直後からイギリスのマーク・カヴェンディッシュ選手らが
｜飛び出したが早めに集団に吸収され
｜代わって盛選手を含む6人がアタック。
｜そのまま逃げ集団をラップしこの6人に優勝が絞られた形となる。
｜完璧に逃げまくったがラスト2周で位置取りをミス。痛恨でした。
｜これが響き最後はゴール前のスプリント勝負で惜しくも5着でした。
｜
｜盛選手はかなり調子がよかったようで
｜日本語の声援も聞こえていたそう。
｜集団はカヴェンディッシュをマークしていて
｜逃げた6人はあまり注意していなかったようでした。
｜気がついたときには…。本当に強いですよ盛君は。
残り2周前の写真、勝負の分かれ目となったシーンです。
photo: CYCLISTFAN
力が及ばずどんなにもがいても届かない力の差ではなく
本当に同じところで勝負して、
そしてほんの少しの何かで勝負が分かれる。
その悔しさが痛いほど伝わってきます。
昨年の世界選手権では最後の最後まで追い込み6位、
また2月のワールドカップ・コペンハーゲン大会で金メダル。
今回の大会での盛選手の注目度はかなり高かったとのこと。
帰国後、色々なシーンで盛選手の活躍が紹介されることでしょう。
チームブログでは、
ちょっと落ち着いてからお話を聞きたいと思っています。
トラックに挑戦し始めた最初は、出たことでスゴイだったのに。
世界選手権は誰でも出られるものではないわけで。
ワールドカップの結果が反映されるのでそこでまず結果を出し
世界選手権も出られたことでよかったね、じゃなく。
前回今回と結果につながる走りを見せ確実に世界に挑めている。
その、上へ上へと歩んでいく姿をずっと目の当たりにしてきたので
本当に今の、この走りは素晴らしいとただただ思います。
今回の世界選手権でつかんだものがどんな風に開花し
彼自身、チームに生かされていくのか楽しみだし期待したいです。
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