REPORT

ツール・ド・台湾 第5ステージ

本日(12日)第5ステージが行なわれました。

またもや2位。
惜しい。本当に惜しいがや!

でもすんげぇみんな頑張ってるのがわかるっ
っていうレースでした、今日は。

サイクリングニュースに写真が先だしで出てますのでとりあえず。
http://www.cyclingnews.com/photos.php?id=/photos/2009/mar09/taiwan09/taiwan095/207

優勝はポイントリーダー(グリーンジャージ)の
パクソンホ(ソウルサイクリング)でした。

ジョニー監督のリポートが届きました!

◆第5ステージ 3月12日(木)
久しぶりに太陽の光を受けながら
第5ステージ(142.6キロ)がスタートした。

今日の愛三チームは
明日の第6ステージ(山岳ポイントが2つある)が
今大会一番の山場と睨んでいるため
今日のステージは集団のゴールに持ち込み、
ボーナスタイムでタイム差を縮められるような流れで挑んだ。

レース前半、9名の逃げ集団
(ドラパックポルシェNo.24、ヘラクリオンNo.31
ジャパンナショナルNo.104、シマノNo.125、
BSアンカー No.134と135、マトリックスNo.142、
南アフリカNo.163、メリダヨーロッパNo.183)が形成。

この逃げで有利なチームは、リーダーチームのドラパックである。
このメンバーの中で一番タイム差の少ない選手は、
メリダヨーロッパの選手(トップから44秒遅れの14位)
ドラパックの選手は47秒遅れの15位であるが、
この逃げ集団の中では引かなくて良い
(メイン集団には、ドラパックチームのイエロージャージがいるから)

もしこの9名の逃げが最後まで行ったとしたら
ドラパックの選手は着きいちで体力を温存しているため
メリダヨーロッパの選手を振りちぎってゴールすれば
3秒差以上のタイム差を着けてリーダージャージを獲得出来る。

ドラパックチームにとって、
チーム内でイエロージャージが変わるだけなので問題ない。

だからこの逃げ集団が最後まで行かれると困るのは、
個人総合順位が2位以降のチーム。
まずは2位のカザフスタンチーム、
そして3位のソウルサイクリングチームの順である。

2位以降となると愛三チームも困るのだが、
まずは上位に位置するチームがコントロールしなくてはならないのが定跡。

説明が長くなりましたが本戦では定跡どおり
個人総合2位に位置するカザフスタンチームがコントロールし
残り6周で8名(1名は途中で脱落)を吸収した。

ここで集団が1つになるとアタック合戦が始まり、
またドラパックチームから
1人の選手を逃げ集団に送り出す形が出来ると困るので
匠がアタックし、何人かと逃げ集団を形成する動きをみせたが
(リーダーチームにコントロールさせる状況にするため)
匠1人だけの飛び出しとなり、タイム差は最大45秒。


独走で逃げ続ける別府匠選手
photo Y.Nanamori

タイム差が15秒ほどに縮まったところで
メイン集団からBSアンカーNo.132と
ジャパンナショナルNo.102の2選手が匠と合流し
最大タイム差が1分25秒ほどまで広がった。

メイン集団をコントロールするのは、ドラパックポルシェチーム。
これで愛三チームも最後の集団ゴールスプリントに備えることが出来た。


黄色いシューズは綾部勇成選手、その左は松村光浩選手


エース西谷泰治選手、すぐ後ろは綾部選手
photo Y.Nanamori

匠を含む3名の逃げはラスト周回まで続き
最後はステージ優勝を狙うチームがペースアップ。 

愛三チームも1綾部→2盛→3西谷の順で最終コーナーへ。
盛の発射台で西谷がスプリントをかけたが、
惜しくもソウルサイクリングの選手をかわせず2位。
でも確実にボーナスタイム6秒を獲得し、
トップから23秒遅れ(昨日は29秒)に縮めた。

明日の第6ステージは今大会最後のラインレース。
逆転に向けて、チーム一丸で頑張るだけです。

・・・

うあぁ。
リポート読むと、状況が目に見えるようです。
最後の最後のゴール前、相当キテマシタね!
うあー見たかったよーーーー

匠選手が逃げに乗ってレースを揺さぶって
あの、最後の、綾部→盛→西谷→イケーーー!!!

っていうのが、最高に見たかった!!
あーリポートで超興奮して取り乱しましたすいません(ダチョウ倶楽部か)

リザルトは
第5ステージ2位 西谷泰治、5位 盛一大(タイム差なし)
アシスト陣ももちろん頑張りました。ホンマに。
個人総合総合は西谷選手がトップから23秒遅れの6位となっています。


明日は最後のラインレース。
ここまで縮めてきたタイム差をどんな戦略で逆転に持ち込むか。
3回の2位を、最高の1位にかえることができるのか。
いや、やってくれるでしょう!

ワクワクするなぁ。楽しみです!
明日も応援よろしくおねがいします!

ワクワクをありがとう!
と台湾に向かって思いながら、おやすみなさい。

追伸:七森くん写真感謝。故意か偶然か写真が超私好み☆

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