全日本実業団の中でも最高カテゴリーのBR-1の選手のみで競われ
年間12戦を通してチャンピオンを決める『Jツアー』
毎回のレースで着順ごとにポイントが加算され
暫定1位の選手には、リーダーの証として
ルビーレッドジャージが与えられます。
現在のJツアーリーダーはスキルシマノ狩野智也選手です。
Jツアーも残りわずかとなり
リーダー争いもいよいよ佳境に入ってきました。
そんな中、12日(日)には
第11戦となる「Jツアー加東大会」が開催されました。
愛三レーシングからはこの大会に
廣瀬敏選手、綾部勇成選手、秋山英也選手、鈴木譲選手が参戦。
今回の加東大会、ハシモトは現地に行かれなかったのですが
愛三サポーターのツバサさんが、応援&撮影をしてきてくれましたので
ツバサさんの写真とともにリポートをお届けします。
午後2時35分にレースはスタート。
アキヤマをさがせ(笑)
譲選手もスタート。
レースは、7.8キロのコースを12周回
93.6キロを走ります。
綾部選手が楽しそう・・・。
秋山選手。
廣瀬選手。
譲選手。
レースは4周回目で
シマノ鈴木真理、BSアンカー飯島・伊丹、マトリックス松村の4名が
逃げに乗り、10周回まで逃げ続ける。
譲選手らの飛び出しで集団ペースをあげ
秋山選手が積極的に引き、ラスト2周で集団を吸収。
しかしこの後ラスト1周で、
スキルシマノ土井、BSアンカー長沼・普久原が飛び出す。
この3名をマトリックスが猛追し
最後は飲み込んで集団でのゴールスプリントへ。
BSアンカーの山本雅道選手がスプリントを制し優勝!
マトリックス三船が3位で、廣瀬選手は惜しくも4位!
う〜〜んハシモト予想では
廣瀬さんか三船さんがクル!と思ってたんですよね〜
(現地に行っていないのでお気楽でスイマセン)
雅道選手、いいっすね〜!
これでJツアーリーダーの可能性を残すのは
狩野選手と山本雅道選手のみとなり
次回最終戦は、シマノとアンカーの対決となるでしょう。
4位入賞の廣瀬選手。
鎖骨治療後の経過がイマイチで痛みと戦っている綾部選手ですが
だんだんトレーニングもこなせるようになってきたようで
今回のレースでは集団の中で最後まで走ることができたようです。
ほっとしました。
【写真を提供してくれたツバサさんの感想です】
「ここで行かなきゃいつ行くんだ!撃沈覚悟で行け!」と無線で中根GM。
その後、譲選手は追走集団に吸収。
追走集団は秋山選手が先頭を引きその周回で先頭を吸収。
レースは振り出しにもどる。
残り2周でBSとシマノの3名が先頭。
10秒無いくらいの差で後続。
綾部、廣瀬選手が見えるその少し後で秋山くん。譲くんはいない。
「綾部、廣瀬の前に出て!」と中根さんが無線で指示。
最終周回ゴール前、廣瀬選手先頭か???
山本、真理、廣瀬、三船で横一列!
ファインダーの中で山本がガッツポーズするのが見えた。
ゴール直前、廣瀬さんは飯島選手の後ろにいたけど
意外に早く飯島選手が下がり
ちょっと速めにかけなきゃいけなくなってしまったらしい。
ゴール直前「やった」と思ったら
後に山本雅道、鈴木真理、三船さんがいてさされちゃったって感じだったそう。
ラインはインコースで一番いいとこだったと思う。
帰ってきた時はゾクゾクしました!!
秋山、譲両選手は積極的に前に出ていて良い仕事したと僕は感じました。
他チームはフルメンバーなのに愛三は4人でよくやったと思います。
綾部選手は怪我を感じさせない走りでした。
ゴール後、けがしているように見えないよって言ったら
「バリバリ痛み感じてますよ。ついていくので精一杯。
立ちこぎできないのがつらい」と言っていました。
今日は最後尾でスタートしたから
途中でやめちゃうかなと思ったけどきっちり完走。
敢闘賞あげたいっす!
しっかりとレースを見ていてくださって、写真もしっかり撮ってくれて
状況とかよく分かりました☆ツバサさんありがとうです!!
Jツアーもいよいよ次回19日の輪島で最終戦です。
このレースは、現在開催中の「ヘラルドサンツアー」
そして19日から始まる「ツアーオブ香港上海」と重なるため
愛三からは綾部選手のみの参加となります。
ルビーレッドジャージの行方も楽しみですね!
というわけで、Jツアー加東のフォト&リポートを
今回はツバサさんのご協力でお届けしました。