旧サポーターズブログの記事

【レース】ツールド北海道  まとめ&予告

やっと眠さからも開放され始めました!
でも気がつけば今週ももう終わりかけ・・・

今年のツールド北海道。
チームに帯同させていただき、
レースをチームを近くで感じながら撮影を進めてきました。

その中でハシモトが感じたことをツラツラと。


今年は第1ステージで
総合狙える選手がほぼが決まってしまいましたね。
初日から上位5人と6位以下が1分以上
大きく離れてしまったためです。

愛三レーシングも他のチームと同じく
最後まで逆転を目指し、
盛一大選手をエースに総合を意識して戦いました。

初日から別府匠選手を落車のケガで欠くなど
去年に引き続き、ケガに泣かされることとなった北海道。
いきなり4名での戦いを強いられてしまいます。
でも4名でなら・・・まだ大丈夫じゃないか?
きっと愛三ならやってくれるはず!
そう願いこめずにはいられませんでした。

結果、盛選手が第2・3ステージ、西谷選手が第6ステージと
6ステージ中、3ステージを獲るという素晴らしい成績で
盛選手は途中ポイント賞ジャージも着用するなど
常に期待の持てるレースを展開してくれました。

ただ、区間優勝した第2ステージで落車した盛選手は
最後まで足首の痛みとも戦っていました。

全体的に見れば総合は逃したものの、
しっかりと愛三の強さを印象づけるレースになったと思います。

しかし最終日終了後、エース盛の話しを聞くと
口数少なく
「まだ僕にはエースは早すぎます」という言葉が返ってきました。

ツールド韓国に続き今回もエースを務めた盛選手。
8月の鈴鹿で優勝してから好調をキープし、
雨の第2ステージで区間をとり、
得意種目のTTでもしっかりと実力を発揮し
各チームから「強いね」と恐れられていました。

盛選手の凄さは、明確な目標に貪欲かつ冷静に突き進む
その姿勢にあると私は思っています。

掲げた目標があるならば
目先の勝利(それでも十分に素晴らしい成績)を手放しでは喜ばない
勝ち方に拘る姿勢がいつも見られます。
そして周りを取り囲む様々なものを冷静に見、聞いている。

落車でのケガをして、それでも最後まで諦めない。
アシストに回った選手たちもそれをしっかりと受けて戦う。
最後の2ステージはついていくのがやっとだった、
とブログに書いていました。

結果総合順位を落とすカタチにはなってしまったけど
勝ち方に拘る愛三レーシングの走りは
いつでも感動を覚えます。

今回もアシストに回った選手はしっかりと走っていました。

品川選手は常に盛選手と一緒にゴールしていました。
それだけで、エースへの献身的なアシストの様子が伺えます。
ケンケン選手は1人、力を出し尽くした姿でゴールする姿が
チームのために走ったことを物語っていました。

そして西谷選手。
今回は完全にアシストとして走り、
初日からチームのために逃げに乗るなど
最初から自分の順位は考えず走っていました。
最後のギリギリまで、チーム一丸となって総合を狙っていたけど
最終ステージでは、本来持っている「勝負カン」がしっかりと発揮され
愛三レーシングに3つ目の勝利をもたらしてくれました。

西谷選手の強さ、を改めて見せ付ける結果となりました。
チームの目標に届かなかった中でも結果をしっかり残す
素晴らしかったです。

後半戦も折り返し。

ケガで療養中の綾部選手や、
今回リタイアとなってしまった別府選手の回復を願って
またチーム一丸となってレースを走る姿を、期待したいです。

まだまだ戦いは続きます。

皆さまの応援に心から感謝するとともに
前へ進み続ける愛三レーシングチームに温かい応援を
これからもどうぞ、宜しくお願いします!

追伸:
おっと。
本日17日は盛選手、26歳のバースデーでした♪
ますます輝かしい一年になりますよう。

さらに追伸:
今回4ステージ撮影したのですが
愛三レーシング以外の選手などなど、今回も写真がいっぱいです。
近く「番外編」でご紹介しますのでお楽しみに♪