選手達をふるいにかけるべく、
序盤から積極的にレースを運ぶ愛三レーシング。
残り3周で撮影場所を移動。
なるべくコースを歩いて、
シチュエーションのいいところ探すんだけど難しい。んで、暑い・・・。
とか思って歩いてたら選手がやってきた!
先頭集団は、20名ほどにしぼられてきてる。
そこから少し飛び出しているのは
ルビーレッドジャージの狩野選手含む6名。
この中には愛三 盛選手も入っている。
レースが動く瞬間に出会えるとドキドキしますな!
同じ場所にいたら分からないことも多い。
そのあとから集団が。
うだるような暑さ。がんばれ!!!
ラスト2周。
勝負はほぼこの集団で決まる感じ。
愛三からは、廣瀬敏、鈴木謙一、品川真寛、鈴木譲。
予定通りのメンバーが入ってます。
譲選手の姿。
廣瀬選手もまだ余裕ありそう。
レースも終盤。
愛三 品川選手、スキルシマノ 狩野選手、
そしてブリヂストンアンカー 柿沼選手の3人が抜け出す。
品川選手はほぼ固定で先頭を引いていたようだ。
そのあとの集団に、廣瀬選手、ケンケン選手の姿。
まだ勝負は諦めない。
とにかく暑くて水分補給しまくりであんなにあったボトルが足りない。
選手同士で水分を分け合いながら、ゴールを目指す。
譲選手が遅れ始める。
がんばれ!!!
品川・狩野・柿沼の3人を先頭に最終ラップに突入。
後続とは20秒程度の差。
しかし品川選手が遅れ始める。
ああ、ダメかと思いきや、品ちゃん再び追いつく!
残り数キロで集団が追いつき逃げを吸収。
そこからシマノ狩野・廣瀬がアタック!
2人はそのままゴールへ。
両手をあげて、ワンツーフィニッシュ。廣瀬さん腕超まっすぐや(笑)
11秒遅れの3位争いは
スキルシマノ 野寺選手が制しワンツースリーでした。
品川選手は4位入賞です。
ケンケンさんゴール。
廣瀬敏選手。
表彰式。
上位6名には、地元名産の桃ひと箱が贈られました!
うあー♪ももだぁ〜♪って感じがひしひしと(笑)
なんかカワイイんですけど。
1位 狩野智也(スキルシマノ)
2位 廣瀬佳正(スキルシマノ)
3位 野寺秀徳(スキルシマノ)
4位 品川真寛(愛三工業レーシングチーム)
5位 大塚 潤(CLUB viento)
6位 佐野淳哉(チームニッポ)
ルビーレッドジャージは再び狩野選手に。
選手の皆さん、暑い中本当におつかれさまでした。
スタッフの皆さん、移動・レースの準備と大変ご苦労様でした。
レースに行きも帰りも帯同させて貰うと
普段気がつけない発見がたくさんあります。
皆、色々な思いで戦っているんだなと思い知らされる。
一つ一つが積み重なって、確実な力になっていくと思います。
これからも前を向いて、今できること、これからしてくことを
いつも大切にしながら進んでいってほしいです。
選手・スタッフ一人ひとりの思いや行動、走りが
それぞれの力になり、それが集まってチームの力になる。
チームが充実すれば、いいパワーが循環していくのかなと。
そんな確かな歩みをこれからも応援したいと改めて感じました。
・・・
【田中監督のリポートが届きました】
ファンのみなさん、長らくレポートが滞ってすいません・・・
気まぐれで書くような形になることを、お許しください。
今回のレースは愛三の主力(西谷・匠・綾部・盛)はアシストに回らせ
廣瀬・品川・謙一・秋山・譲で勝負させることにしました。
廣瀬は、Jツアー総合を考えると当然狙わす。
品川・謙一・秋山・譲は、
普段アジアツアーだとアシストに回ることが多いため
自分の成績を狙わせるためにも良い機会かと思い今回のオーダーに。
品川・謙一・秋山・譲には、アシストとはこういう走りをするのだ!と
4人の走りを見て覚えてもらうためにも、良い機会であると思った。
レースは最初から、
西谷・匠・綾部・盛の4人が集団をコントロールする形となった。
レース終盤までの途中、アシストの綾部が1人抜け出したり
野寺選手(スキルシマノ)と柿沼選手(ブリヂストンアンカー)の
2名が集団から抜け出す場面があったが、
こういう時に品川・謙一・秋山・譲が反応して抜け出さなくてはならない。
レース終盤、20人〜30人くらいの先頭集団が形成され、
そこに廣瀬・品川・謙一・譲が入った。
愛三としては、ほぼ予定通りであった。
そこから15人の集団に絞られ、そこには廣瀬・品川・謙一が入る。
最後、狩野選手と廣瀬佳正選手(共にスキルシマノ)の2名に先行され
そのままワンツーフィニッシュとなった。
品川は、3位争いのゴールスプリントで野寺選手を差すことが出来ず
4位でフィニッシュした。
今回、主力4人を完全アシストに回らすという贅沢な試みをしたが
そう最初からうまく事が進む訳はないので、
今後もこの試みは続けて行き、結果に繋がってくれれば良いと思う。
結果は個人個人の成績だけでは無く、
彼らのアシストとしての走りを理解してフィードバックしてくれたら良いと思う。
次回、実業団小川は、西谷・匠・品川・謙一・秋山・譲の6名で走ります。
【鈴木謙一選手にコメント頂きました】
今回のレースは主力選手がサポートにまわりぼく達が勝負していく、
自分達のチームでレースをコントロールしていき
勝負していくということで走りました。
アシストとして走るときは、チームのエースのために自分の足を使って
エースが勝負所で有利に勝負していけるように走っているんですが、
今回はそれをしてもらって
ぼく達で勝負していかなければならないということで
簡単には勝負を諦められないし、
自分が勝ちにいかなければならないという引き締まった感じで走りました。
結果は最終局面でシマノの選手2人を逃がしてしまい
品川選手が4位という結果で終わりました。
自分は韓国走って帰ってきて、暑いなかの練習が難しく走れるか心配でしたが
次に繋がるレースができたと思います。
チームとしても新しい試みで課題や反省が多く見つかりましたが
自分としてもレース流れを読む力など
これからのレースなどで強化していきたいと思います。
今回のレースでもコース上でアイサンフラッグを見つけましたが
(遠い所ありがとうございます。アイサンフラッグはレース中でも目立ちます。)
今週末には小川村、来週には福井県丸岡でレースがあるので
応援よろしくお願いします。
愛三工業レーシングチーム 鈴木謙一
今回の石川のレースについて選手が書いたブログもご一読ください。
http://www.takk3.com/2008/07/post_144.html (別府選手)
http://ayabecchi2.cocolog-nifty.com/blog/ (綾部選手)
http://blog.livedoor.jp/msbikeb/ (品川選手)
http://blogs.yahoo.co.jp/chamorinjp/41573723.html (盛選手)
・・・
フォトリポート、楽しんでいただけたでしょうか?
全日本選手権以来、久しぶりの撮影で正直撮り方忘れてかけてました。
若干広島で燃え尽きた感があったし一区切りな気持ちも強かったので
心が戻ってくるか心配だった。
そして色んな悲しいこともあったし。考えさせられることもあったし。
「ハシモトさんも一緒に戦ってるんだから」
そう言われたこと思い出したり。そっかーなんて思ったり。
んでも、レースは続く。
日本でも、アジアでも、もうとっくに選手は走ってる。
気持ちを前向きにもって。
レースはやっぱり楽しい。
見える戦い、見えない戦いを感じながら撮るのは楽しいや。やっぱり。
今回は帯同してたのでかなりスタッフ寄りな気持ちだったから
またコントロールも難しいというかね。
意外とナイーブな自分に気がつきました。意外とね(笑)
でもまあ一回経験したから、とりあえずは大丈夫そう。
ということで、来週はJツアー第6戦小川村です。
また写真、がんばります!!
とりあえず今年いっぱいはがんばりますので、どうかお付き合いくださいね。