本日(16日)最終第8ステージが行なわれました。
台湾より田中監督のレースリポートが届きました。
チームが個人総合を狙い、最後まで一丸となって戦いました。
天候は晴れ。気温25℃と暖かい中、
最終ステージが朝10時にスタートした。
今日の作戦としては、全60周のうちの3回のスプリントポイントで
ポイントを獲れるときに獲る(無理には行かない)
ゴールは1位で通過することを目指した。
メインはゴールスプリントで1位。
出来れば上位とタイム差をつけていく
総合(イエロージャージ)を獲ることを意識した戦いを目指し
アジアジャージを守ることは考えていない。
最初のスプリントポイントは西谷選手が2位で通過した。
これでリーダーとのタイム差が13秒に縮まった。
2回目のスプリントポイントは、
その前から総合に関係のない4人が逃げていたため
上位のタイム差は変わらず。
そして3回目のスプリントポイント。
西谷選手は獲りにいったが、
リーダーを含む上位選手のマークが厳しく4位通過。
1位通過はリーダージャージだった。
そして最後のゴールスプリントを迎える。
愛三アシスト陣は、西谷選手のゴールスプリントに備え
メイン集団から逃げ集団を作らないよう対応する。
最終周回、最後のコーナーを抜け最初にゴールを通過したのは
メリダの選手、
西谷選手はステージ5位、総合5位でフィニッシュした。
メイタンの宮澤選手がこのステージ3位でゴールしたため
ボーナスタイムを獲得、西谷選手はアジアンリーダーを失った。
しかし、チームはイエロージャージを獲得するために
やれるだけのことをやった。
攻めれば攻めるほど、大きなものを得られる可能性はあるが
その分いまの立場を失う可能性もある。
だが、失うことを怯えていては何もできない。
今回のツールド台湾の成績は、昨年に比べたらよいものだったと言える。
最後まで、イエロージャージが手に届く(狙える)
そんな走りがチームで出来たから。
まだ今シーズンは始まったばかりです。
次のイーストジャワも、イエロージャージを目指して頑張ります。
ファンの皆さん。応援本当にありがとうございました。
日本からの皆さんの応援は、
海外にいる僕たちのところへ十分に届いています。
これからも応援よろしくお願いします。
僕たちと一緒にイエロージャージを獲得しましょう!
今回の台湾は、西谷選手の総合優勝を意識し
チーム全員で戦うことができたと思います。
途中、エースの負傷や誘導ミスでのコースアウト、落車など
とにかくアクシデントの多いレースになってしまいましたが
それを嘆きモチベーションを落とすのではなく
最後まで逆転を信じて、積極的にレースを戦った彼らに
大きな拍手を送りたいと思います。
シーズン初戦、よくも悪くも、たくさんの手ごたえや課題、
今後への強い思いなど、見つかったことと思います。
22日のファンイベントでは、台湾を戦い抜いた選手達と
触れ合える機会です。
どうか直接、ねぎらいと応援の言葉をかけてあげてくださいね!!
選手、田中監督、マッサー、メカニックさん、
皆さん心から心から、お疲れ様でした!
気をつけて日本に帰ってきてくださいね。(花粉がすごいけど・・・)
ツールド台湾2008 最終結果
【個人総合時間順位】
5位 西谷泰治(アジアライダー2位、ポイント賞3位)
34位 鈴木譲/41位 廣瀬敏/68位 別府匠/71位 綾部勇成
・・・
ツールド台湾最終日と同じ16日に
広島県にて、西日本チャレンジが行なわれ、
愛三レーシングからは、品川選手、鈴木謙一選手が出場しました。
レースに同行した中根総監督のリポートです。
今回愛三からは2名の出場だったが、レースでは存在感を発揮した。
品川、鈴木は交互にアタックを繰り返し
また他のアタックに反応することで
前半にできた逃げ集団に品川選手を乗せることが出来た。
6人の逃げからすぐニッポの選手が切れ
5人でゴールまで逃げ切ることとなる。
BS山本、中村、柿沼、マトリックス松村、愛三品川の5名。
ゴールスプリントを山本選手が制し、品川選手は2位でゴール。
鈴木謙一選手も第2集団から単独で飛び出し6位でゴールした。
国内初戦となる西チャレ、いい滑り出しで戦ってくれました!
観たかったなぁ〜〜〜
さすがに海外には着いて行けないから・・・(いきたいけど)
まだまだシーズン始まったばかり!
今後も愛三はガンガンいきますよっ☆
皆様の温かい応援、本当にありがとうございました。感謝します。