旧サポーターズブログの記事

【レース】ツールド台湾stage7

本日(15日)は第7ステージが行なわれました。

今日のステージは
1周1.45kmを40周する58kmのクリテリウムです。
・・・もうね、ききます?
なんつーか、泣けてきますよ。。
台湾の田中監督からレースリポートです。


肌寒く、風の強い中、朝9時半に第7ステージがスタートした。

前半、5人の選手が集団から飛び出し、約20秒差をつけて周回を重ねた。
リーダーチームとしては、
この5人に逃げ切られたとしても総合成績の逆転は無いので、
このまま行かせた方が良い。
愛三としてはこのまま5人に行かれては逆転は無いので、
追わなければいけないので追う。

2回目のスプリントポイントが過ぎたところで、逃げていた5人を吸収。
この先の逃げは許さないよう、アシスト陣・西谷自らが対応した。
そして、最後のスプリントポイントまで3周を残したとこで、
西谷が抜け出した。
タイプ1の選手が追走、2人でポイント周回に入り
(タイプ1の選手はアシストなのでツキイチ。実質西谷が1人引き)
スプリントポイントを獲得出来るかと思ったが、
さすがにリーダーチームが追い、吸収されてしまった。

そしてまた、この後アクシデントに襲われる。

落車に西谷が巻き込まれたのである。
怪我は無かったが、打ち身があった。
この落車で一時レースが中断したが、
残り9周回から再開し、ゴールスプリントを迎えた。

落車の打ち身で体が痛んだが
今出せる渾身の力を出し切り、このステージ4位でフィニッシュした。

個人総合は変わらなかったが、
ボーナスタイムでリーダーと差がつけられ、10秒差から15秒差となった。

明日最終の第8ステージ、
15秒差をひっくり返すのは容易ではないが、
可能性は0ではないので、諦めずに頑張ります!  

・・・

今回の落車は結構な人数が巻き込まれたようです。
それでも強い精神力でレースに復帰する姿に心打たれます。

第7ステージ終了時で、個人総合は4位で変わらずですが
トップとは15秒差と開きました。
アジアンリーダーは変わらず守っています。

明日(16日)は最終日第8ステージ、
1周1kmを60周回するクリテリウムです。
最後まで、持てる力を発揮してほしいです。
みなさま、どうか台湾へエールをおくってあげてくださいね!