3月8日から8日間のステージレース
ツールド台湾(UCI2-2)が開幕します。
愛三レーシングチームのとっては今シーズン公式レースでの
初戦となります。
チームは本日7日に中部国際空港より
台湾に出発しました!
今回の台湾は、高雄〜台北を回る8日間850キロのレース。
先日チームよりツールド台湾のオーダーが発表されました。
◆チームオーダー
監督 田中 光輝
メカニック 斉藤 健吾
マッサージ 赤星 太朗
出場選手 廣瀬敏/別府匠/西谷泰治/綾部勇成/鈴木譲
出場できる選手は5名。
今回は、今季愛三に新加入の鈴木譲選手が大抜擢され
プロ一年目にしてアジアツアー(海外レース)初参戦です。
今季以降も、愛三レーシングチームは
日本に存在するプロチームとしてビジョンをしっかりと打ちたてました。
それは「アジアツアーでまずトップに立つこと」
日本ではマイナーといわれる自転車競技では
一般に認識される「アジア」という土壌の認識が
他の競技と随分異なります。
世間一般、そして日本人が思い描く「アジア」というレベルより
何倍もハイカテゴリであり、その先にさらに高みを見せるヨーロッパがある。
今現在、夢を思い描く日本の選手がいて
がむしゃらな力や強運だけでない、
力を備えることはもちろん、
その力を発揮し高みを目指す仕組みがないからこそ
条件や信念をもった日本のチームが
その先頭にたち仕組みを作ろうとしている。
日本のレースシーンを盛り上げるには
日本の中を見つめることと同時に
受け皿となる日本のトップチームが
国内を意識することと同じくらい、それ以上に
強い意志を持つことが必要なんだなと感じます。
そういうビジョンを今シーズンしっかりと打ちたて
アジアツアーにチーム一丸となって臨みます。
愛三の描くことは、今の段階では誰にも見えないものかもしれない。
これから、チームがそれを描いていきます。
エース西谷選手を中心に
ベテラン廣瀬選手、要となる別府選手、綾部選手、
そして鈴木選手の布陣で、
いいシーズンの滑り出しにしてくれることを期待したいですね!
ということで今回はレースに先がけて
別府匠選手に少しお話を聞きました。
※インタビューは「続きを読む」をクリック!
管理人
先日沖縄での合宿を終え、シーズン始まりに備えたわけですが
合宿の様子はいかがでしたか?
別府
今回の沖縄ではチーム全員が揃い、約1200キロ乗り込みました。
タイムトライアルやレースモードも盛り込んで走ったんですが
他のチームはすでに数回レースに出ているので
そのレベルに持っていくことは意識にあったから
今回の沖縄は結構ハードだったかな。
シーズンイン前の合宿は毎回気を遣います。
選手の様子を見てみると、譲選手は結構走れてたし
今回は出場しないけど、盛選手も強かった。
あとは自分の体調や調子を見ながら、しっかり乗り込んでましたね。
管理人
今年の台湾はどんなレースになりそう?
別府
自分自身に関しては、昨年の台湾で落車しリタイア。
そのおかげで
その後のシーズンに少なからず影響が出てしまった苦い思い出がありますよね。
今年は落車したときと同じコースを走るときがあるので
どうでしょうね・・・?なんともいえないですが。
台湾はシーズン初戦ということになります。
今年はオリンピックイヤーで、愛三からも代表をという気持ちは
もちろんあるんだけど
しっかりとしたビジョンを打ち立てて長いシーズンを走るわけなんで
「チーム」としてシーズン全体を見据えて戦うこと
これが重要だと思ってます。
管理人
今回の台湾は日本チーム、日本人選手の参加が多いですが。
別府
愛三、メイタン、シマノ、それにナショナルチームなど
日本人は確かに多いですね。
日本人同士のつぶしあいはしたくないですね〜(笑)
海外チームの仕上がり具合は分からないけれど
コース自体は去年とあまり変らない感じなので
レースに関してはある程度想像がつく感じなのかな。
エースを盛り立てる走りでしっかり戦ってきますよ!
・・・
ツールド台湾のレース情報などは
このブログ、愛三レーシング公式HPで随時お伝えしていきます。
初戦に花を飾れるよう、
皆様の熱い声援をよろしくお願いいたします!!
追伸:初日、2日目は管理人の諸事情により
ブログの更新ができませんので、
「リンク」よりチームHPをご覧下さい。