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【インタビュー】 西谷泰治選手

        西谷 泰治選手 taiji NISHITANI
        1980年2月1日生まれ 26歳


愛三レーシングのエース 西谷泰治選手の登場です!
盛選手の先輩でもある西谷選手は
自転車の名門、日本大学卒業後、2003年に愛三レーシングへ。
チャーミングな笑顔の裏に隠された闘志と
体中からあふれるパワーが、多くのファンを魅了します。
なのに、とってもおちゃめさん。(ここポイント!)

まもなく始まる今シーズン開幕戦「ツールド台湾」を前にお話を伺いました。
最初に言いますが、しびれます!ちくしょー。


管理人
先日の沖縄合宿はオツカレサマでした。
どうでした?合宿は・・・。

西谷
今回の沖縄は寒かったです。。
天気はあまり良くなかったですが
実践的なトレーニングができました。
雨も多かったんですが、みんな文句ひとつ言わず
降っても乗ろう!という感じで意識が高かったです。


もうすぐツールド台湾ですけど調子はどう?

西谷
シーズン最初のレースになる台湾は7ステージで平坦中心。
ステージ1勝目指していきたいです。


このレースは走ったことはあるの?

西谷
初めてですね。
でも海外のレースは、初めて出場するっていうレースが多いんで
とくに不安はないですね。

メンバーも若くなって初めてのレースだけど・・・

西谷
自分はいつのまにか上から3番目になっちゃいました。
愛三の在籍年数でいったらトップかな。
若い選手が多い中、自分がエースとして出るとなると
色々指示とかも出しやすいし
これまでと違った感じでレースできるんじゃないかと思います。

年が下の選手が入ってきて
なにか自分の中で意識とか変わった?

西谷
変わりましたね〜〜
自分がひっぱっていかなきゃ!という意識がものすごく大きくなった。
今までは練習に関しても
上に頼っていた部分もあったけど
練習で追い込むときとか、色んな場面で先頭に立っていこうと
意識するようになったかな。

それはどうして?

西谷
やっぱり普段から「力」を示しておかないとって思うんです。
口だけの選手では、試合でエースは務まらないと思う。
チームに信用されないじゃないですか。
だから練習でも先頭にたって引っ張っていく。
そういう力を見せることで、
メンバーに認められ信用されるエースになれると思うんです。


今年はどんなシーズンにしていきたい?

西谷
今年は山となるポイントが2回あると思ってます。
5月のTOJ、6月の全日本選手権。
そこで一度目のピークを持ってきて
あとはやっぱり、9月の北海道、10月のジャパンカップですかね。
アジア選手権にも選ばれたらそこでも頑張りたい。

今年はチームも自分にとっても変革の年。
しっかり狙っていきますよ。


・・・
ファン感謝デーの待ち時間に聞いたんですが
話してるうちに、嬉しくなってきました。
ますます応援したくなる、頼れるエースの発言にしびれました。

「ツールド北海道」で悲願の優勝を飾り
また「アジア大会」トラック競技で銀メダルと
去年は成績を残した西谷選手。
「それが自信になっている」と話します。

チームのメンバーが若返り、自らが先頭にたって
チームを引っ張る。
言われているわけじゃなく、自分で意識してそうしたいと話す。
自分を自分で高め、それが他の選手への刺激になる。

去年に比べて仕上がりが遅い、そう話していましたが
きっと今年の愛三は、一味違う!
ファンを魅了するチームワークを発揮してくれる、
そんな期待が高まります。

「一皮むけた」自信と闘志にあふれるエース西谷選手の活躍に
ご期待ください。


このギャップがね。いいのよね。

 ※同一人物よ